ローカルコントロール [local control ]
ローカル・コントロール(飛行場管制席)
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/19 05:42 UTC 版)
「航空交通管制」の記事における「ローカル・コントロール(飛行場管制席)」の解説
基本的には、管制圏内を飛行する航空機の管制と、滑走路への離着陸の許可を発する管制部門である。一般的なコールサインは「タワー」。規模が小さくグラウンドやクリアランス・デリバリーが設置されていない空港では、これらの役割も担当する。 出発の場合は、グラウンド(地上管制席)から管制を引き継ぎ、離陸の許可を出し、#ディパーチャー(出域管制)へ管制業務を移管する。 到着の場合は、#アプローチ(入域管制)から管制を引き継ぎ、着陸の許可を出し、グラウンド・コントロールへ管制業務を移管する。 交信例 Japan Air 501, hold short of runway 34R. Number 3.日本航空501便、滑走路34R手前で待機してください。順序は3番目です。 Japan Air 501, runway 34R. Line up and wait.日本航空501便、滑走路34Rに入って待機してください。 Japan Air 501, wind 010 at 5. Runway 34R. Cleared for take off. Arrival traffic 4-mile on final.日本航空501便。風向010度・風速5ノット。滑走路34R離陸支障ありません。後続到着機が最終進入コース上4マイルにいます。
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