ロビンソナーダ
原題: | Robinzoniada anu Chemi Ngliseli Papa |
製作国: | グルジア |
製作年: | 1986 |
配給: | フランス映画社 |
スタッフ | |
監督: | Nana Djordjadze ナナ・ジョルジャーゼ |
脚本: | Irakli Kvirikadze イラクリ・クヴィリカーゼ |
撮影: | Levan Paatashvili レヴァン・パータシヴィリ |
音楽: | Enri Lolashvili エンリ・ロラシヴィリ |
編集: | M. Mikatadze |
T. Tvalchrelidze | |
字幕: | 川喜多和子 カワキタカズコ |
河島みどり カワシマミドリ |
キャスト(役名) |
Zhanri Lolashvili ジャンリ・ロラシヴィリ (Christopher Hughes & his Grandson) |
Nineli Chankvetadze ニネリ・チャンクヴェターゼ (Anna) |
Guram Pirtskhalava グラム・ピルツハラヴァ (Nestor) |
Gudja Burduli グジャー・ブルドゥリ (Lavrenti) |
Rusudan Bolkvadze (Lisa) |
Tiko Eliosidze (Old Anna) |
Giorgi Dadiani ギオルギ・ダディアニ (Gogi) |
解説 |
グルジアを舞台に英国人電信技師の恋と死を描く。監督はナナ・ジョルジャーゼ、脚本はイラクリ・クヴィリカーゼ、撮影はレヴァン・パータシヴィリ、音楽はエンリ・ロラシヴィリが担当。出演はジャンリ・ロラシヴィリほか。 |
ストーリー※ストーリーの結末まで記載されていますので、ご注意ください |
現代。若い作曲家(ジャンリ・ロラシヴィリ)が〈ロビンソナーダ〉--1922年にグルジアで謎の死をとげた英国人の祖父クリストファー・ヒューズ(ジャンリ・ロラシヴィリ)に捧げた曲のリハーサルに立ち会っている。1920年、グルジア。ロンドンからシオニ村に赴任する途中の電信技師クリストファーは、美しい娘アンナ(ニネリ・チャンクヴェターゼ)と出会った。二人はひとめで恋に落ちた。ロンドンからインドのデリーまで架設された電柱と電信を点検するのが、彼の仕事。アンナは勉強のため村を離れた。世界を揺さぶる革命の火がグルジアにとどく。追放されたアンナの兄ネストル(グラム・ピルツハラヴァ)が、赤軍と村に戻ってきた。本国から技師引き上げ令がでたが、クリトファーには届かない。英国を侮辱したネストルの同志ゴキ(ギオルギ・ダディアニ)を止めたクリストファーは、赤軍の怒りを買う。追放の命に従わず、クリストファーは電柱に立てこもった。通信条約により、電柱の3メートル範囲は英国領なのだ。クリストファーはロバに乗り、地に足をつけず村に入る。ネストルは彼のユーモアに心を動かす。ロビンソン・クルーソーさながら、クリストファーは孤独の生活を始めた。ネストルの幼なじみで大地主ラヴレンティ(グジャー・ブルドゥリ)は、クリストファーに銃を渡し、ネストル殺害を企む。が、彼はできなかった。村に戻ったアンナは、兄に厳しくたてつき、電柱へ走る。翌朝、全てを許す覚悟で電柱に来たネストルは、銃弾に倒れた。そして、クリストファーも。5年後、アンナは、2人を撃った銃で、ラヴェンティを撃った。 |
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