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ロアノーク島の戦い

出典: フリー百科事典『ウィキペディア（Wikipedia）』 (2023/01/12 04:57 UTC 版)

ロアノーク島の戦い（ロアノークとうのたたかい、英:Battle of Roanoke Island）は、南北戦争の初期、1862年 2月7日から2月8日に、ノースカロライナ州とバージニア州の州境からわずか南、ノースカロライナの入り江で行われた水陸協働戦闘である。北軍アンブローズ・バーンサイド准将のノースカロライナ遠征の緒戦として行われた。攻撃部隊は海軍将官ルイス・M・ゴールズボロの指揮する北大西洋封鎖戦隊から引き抜かれたアメリカ合衆国海軍の砲艦戦隊、アメリカ合衆国陸軍が統御する別の砲艦戦隊およびバーンサイドが指揮する陸軍1個師団で構成された。守備側はウィリアム・F・リンチ艦長が指揮するモスキート戦隊と呼ばれるアメリカ連合国海軍の1群の砲艦とヘンリー・アレクサンダー・ワイズ准将が指揮する約2,000名の地元部隊だった。その防御はロアノーク島に接する海に面した4つの砦とその外郭の2つの砲台で補強されていた。戦闘が行われたときワイズは入院していたので、指揮権は副指揮官のH・M・ショー大佐に渡されていた。

脚注

^ ワイズ将軍はロアノーク防衛軍の全体指揮官だったが、「胸膜炎、高熱と吐血、肺炎の怖れ」というもので伏せっていた。ナグズヘッドの病床から命令を発し続けたが、戦いの終わった2月8日まで入院したままだった。
^ The label was frequently applied. ORA I, v. 4, pp. 578-579, 682, 718; v. 9, pp. 115, 126, 134, 138, 187, 188.
^ Campbell, Storm over Carolina, pp. 52-64.
^ Trotter, Ironclads and columbiads, pp. 62-63.
^ Trotter, Ironclads and columbiads,, pp. 62-63. ヒルは10月4日に任務に就き、11月16日にブランチに解任された。ブランチの地区軍は12月21日に分割された。
^ Trotter, Ironclads and columbiads, p. 77.
^ Browning, From Cape Charles to Cape Fear, p. 24.
^ Trotter, Ironclads and columbiads, p. 76.
^ ORA I, v. 9, p. 129. Lynch was not the only target of Wise's invective; this link gives other examples.[1]
^ Browning, From Cape Charles to Cape Fear, pp. 19-21. ノースカロライナ州は実際にアメリカ連合国との結び付きが緩かったが、もっとも北部寄りの活動と感情は州の西部山岳地で見られた
^ Burnside, Battles and leaders, p. 661.
^ ORA I, v. 9, p. 358.
^ Merrill, The Rebel shore, pp. 86-87.
^ Trotter, Ironclads and columbiads, p. 68.
^ Burnside, Battles and leaders, pp. 662-663.
^ Burnside, Battles and leaders, v. 1, pp. 663-665.
^ ORA I, v. 9, pp. 361-362.
^ Burnside, Battles and leaders, v. 1, pp. 664–666.
^ ORA I, v. 9, p. 145.
^ Browning, From Cape Charles to Cape Fear, pp. 24-25
^ Trotter, Ironclads and columbiads, p. 79.
^ Trotter, Ironclads and columbiads, pp. 80-81.
^ ジョーダンは後に遮断されないために撤退したと述べ、その砲台を「如何なる障害があっても」救えという積極的命令を受けていたことを付け加えた。ORA I, v. 9, p. 176.
^ Trotter, Ironclads and columbiads, p. 81. Burnside, Battles and leaders, pp. 667-668.
^ これは推測である。ショーは何故その側面を守らなかったかを説明しなかった。Trotter, Ironclads and columbiads, p. 83.
^ Trotter, Ironclads and columbiads, pp. 84-85.
^ Trotter, Ironclads and columbiads, pp. 86-87.
^ Battles and leaders, v.1, p. 670. 南軍不明者の多くはノースカロライナ人であり、その故郷に逃亡したものと見られた。