ルサ4世
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2018/10/07 09:49 UTC 版)
ルサ4世(Rusa IV)は、ウラルトゥ王国末期の王。在位(推定):紀元前595年 - 585年[1]。ルサ3世の息子とみられる。おそらくウラルトゥ王国最後の王。
- ^ アルトゥニヤン(Арутюнян, Н. В.)による推定。
- ^ 近年の研究では、新バビロニアのナボニドゥス王に関する史料の中で、ウラルトゥを指すと思われる「ウラシュトゥ Uraštu」という地名が登場することが指摘されている。紀元前547年にはアケメネス朝ペルシアの太祖キュロス2世がウラシュトゥを討伐してその地の王を降したという記述があり、ウラルトゥ王国は何らかの形で存続していた可能性がある。その後もダレイオス1世によりこの地の反乱が鎮圧される紀元前521年頃までは地名としての「ウラルトゥ」は生きていたようである。文献:Robert Rollinger: "The Median Empire, the End of Urartu and Cyrus the Great Campaigne 547 B.C. in Nabonaid Chronicle II 16" in: Proceedings of the 1st International Conference on Ancient Cultural Relations between Iran and West-Asia, Teheran 2004, p. 5-6.
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