スーパーロボット大戦D
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『スーパーロボット大戦D』(スーパーロボットたいせんディー)は、バンプレストから発売されたシミュレーションRPG。
注釈
- ^ 『機動戦士ガンダム 逆襲のシャア』のシャア・アズナブル、『新機動戦記ガンダムW』のトレーズ・クシュリナーダ、ミリアルド・ピースクラフト、『機動戦士Ζガンダム』のハマーン・カーン、『機動戦士Vガンダム』のカテジナ・ルース、クロノクル・アシャーなど。
- ^ 原作とは違い、アムロ・レイとブライト・ノアはネオ・ジオンに監禁されているため、ロンド・ベル隊はこの戦いに参加していない
- ^ ゲーム中ではプロローグで取った行動により宇宙ルートと地上ルートに分岐する。
- ^ 敵から味方になる一部のキャラクター(『機動戦士Vガンダム』のクロノクル、『メガゾーン23』のB・D、『六神合体ゴッドマーズ』のマーグ〈洗脳前〉、ロゼ、『マクロス7』のガビル)にはこれを行うと、次の周で敵として現れた際にBPが加算された状態で登場する。なお、オリジナルキャラクターのグラキエースと『機動戦士Vガンダム』のカテジナ、マーグ(洗脳後)の様に敵の時と味方の時ではステータスが違う(この3人は、敵と味方で顔グラフィックが変わっている)キャラクターはこの状態にならない。
- ^ 強化はその場で行うか、インターミッションでまとめて行うか選ぶこともできる。
- ^ ガイヤーにも反陽子爆弾は付いているが上述の能力「六神合体」の効果で復活するのでゲームオーバーにならない。
- ^ ガーランドおよびプロトガーランドはシステム上、地形に「陸」があると自動的にマニューバクラフト(バイク)形態に変形するためである。月面は「陸」として扱われる
- ^ 『第2次OG』では、ペルフェクティオ、およびその以降のボスキャラクターとの戦闘では常にボスキャラクターの専用BGMが流されるため、BGM自体が途切れないようにしている。
出典
- ^ a b “ラインナップ|スーパーロボット大戦 公式サイト[SRW]”. 2012年1月9日閲覧。
- ^ 『ニンテンドードリーム平成17年12月号特別付録 GAMEBOY micro対応完全ソフトカタログ』
- ^ a b 『スーパーロボット大戦D 爆烈戦闘伝導書』集英社、2003年9月7日、338-339頁。ISBN 4087792609。
- ^ 『スーパーロボット大戦D パーフェクトファイル』234-237ページ。
- ^ 『スーパーロボット大戦D 爆烈戦闘伝導書』集英社、2003年9月7日、30頁。ISBN 4087792609。
- ^ 『スーパーロボット大戦D 爆烈戦闘伝導書』集英社、2003年9月7日、124頁。ISBN 4087792609。
- ^ 「スーパーロボット大戦D ザ・コンプリートガイド」 2003/09 メディアワークス刊 登場人物紹介より
- ^ 『パーフェクトガイド』9頁。
- ^ 『パーフェクトファイル』230頁。
- ^ a b c d 『第2次スーパーロボット大戦OG』
- ^ a b 『パーフェクトガイド』11頁。
- ^ a b c d e f g h i j k l 『パーフェクトガイド』13頁。
- ^ 『電撃スパロボ魂!』2013年春号 10頁。
- ^ a b 『電撃スパロボ魂!』2013年春号 11頁。
- ^ a b c d e f g 『パーフェクトガイド』10頁。
- ^ 『第2次OG』公式サイトの記述。
- ^ a b c 『電撃スパロボ魂!』2013年春号 12頁。
- ^ a b 『電撃スパロボ魂!』2013年春号 13頁。
- ^ 『パーフェクトファイル』229頁。
- ^ a b c 『パーフェクトガイド』12頁。
- ^ 『電撃スパロボ魂!』2013年春号 14頁。
リ・テクノロジスト
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「スーパーロボット大戦D」の記事における「リ・テクノロジスト」の解説
通称リ・テク。南極で発見された謎の遺跡の発掘と研究に従事する科学者集団。ドクトル・クリフやフェリオ・ラドクリフなどは典型的なリ・テクである。その古さにもかかわらず、なんら歴史的発見の得られない南極遺跡にいまだ執着しているという点から、世間では冷淡な目で見られることが多いようだ。インベーダーに対する自衛のため機動兵器のパイロットを雇い入れているほか、遺跡から得られた技術を応用した機動兵器の独自開発までも行っていた。 フェリオ・ラドクリフがファブラ・フォレースの封印を解放したことで、宇宙規模の混乱を招いた上に大勢の犠牲者を出してしまった。ただし、同時にアクシズ落としを阻止して結果的に地球を救ってもいる。 「OGシリーズ」では南極のマザー・ベースを拠点とする科学者集団。南極遺跡の存在を秘匿しその研究に取り組んでいたが、資金難から機動兵器の売り込みをせざるを得なくなった。ルイーナの発生がきっかけで離散状態となり、封印戦争後全ての研究資料は連邦軍に接収された。 ジョシュア・ラドクリフ 声:中村悠一 男主人公。18歳。愛称は「ジョッシュ」。以前は南極で義妹のリムと父親のフェリオと共に暮らしていた。リムの人格が2つに分かれた原因が、数年前フェリオの行った実験にあると知ったことをきっかけに、リムを連れて南極の遺跡を出る。当初は流されるままにリガ・ミリティアなどで戦っていたが、のちにフェリオがルイーナの出現の原因と知って罪の意識を抱きながら戦っている節があった。フェリオには愛憎入り混じった複雑な感情を抱いており(反抗期的な一面も窺えるが)、EDにて少年時代に父親に褒められるのが嬉しかったこと、家族を守るために戦いに身を投じたことを回想している。 戦いの中、グラキエースと意識を共有し、彼女を救うこと、そして彼女の居場所を守ることが彼の戦う意味へとなっていく。EDにおいてもグラキエースの運命を受け入れ、共に過ごす道を選ぶ。 いつも無愛想な表情をしているので誤解されがちだが、年齢以上に落ち着いており、面倒見が良く責任感も強い性格である。しかし、かつてはグレていた時期もあったと発言している。ギュネイ・ガスや剣鉄也と友人になっていく。分の悪い賭けはしないと公言しているが、その割には危険な行動を取ることも多い。 リム編ではウェントスを仲間にした場合は重傷を負って戦線離脱、戦えない自分の代わりとしてウェントスに愛機のシュンパティアを託す(ウェントスのことは完全に信用していたわけではないようだ)。 専用BGMは「Desire」、「Drumfire」。第2次OG 教導隊への出向者として登場。マザー・ベース防衛の必要上、有人機やアインストとの戦闘経験もある。グラキエースとの共鳴を境に存在の変質が始まっており、緩やかながらメリオルエッセへと変異しつつある。封印戦争後はクロスゲート調査チームへの参加を希望した。 クリアーナ・リムスカヤ 声:桑島法子 女主人公。17歳。愛称は「リム」。以前は南極で義兄のジョッシュと父親と共に暮らしていた。一つの肉体に二つの魂が同居している状態にあり、戦闘で出現する勝気な人格が「リアナ」、日常生活で出現するおっとりとした人格が「クリス」。二人はお互いの人格を認識し合っている。説明が面倒なため、周囲には多重人格ということで通している。なお、その体が元々どちらの人格のものであったのかは不明で、本人の記憶もあやふやでよくわからないとのこと。 ジョッシュがギュネイ・ガスと友人になるのに対してクェス・パラヤと仲良くなる。グラキエースに対しては強い信頼を寄せており、ジョッシュ編で彼女が仲間になった際は自分から自機のシュンパティアをファービュラリスに移植することをグラキエースに勧める(グラキエースもリムのその心意気には感じるものがあったらしく、彼女に「役に立てるかはわからない」としながらも礼を言っている)。 味音痴で、リムの淹れるココアは非常に濃い味になる。おにぎりにチョコやイチゴジャムを入れて食べるのが好き。 専用BGMは「Duologue」、「Duet」。第2次OG ジョッシュの付き添いで教導隊へ出向する。南極暮らしが長いため外の景色を眺めることを好む。二つの人格の件についてはクリスの人格が消滅するその時まで秘密にされていた。本来の人格はクリスの方であり、リアナの人格は彼女が幼い頃にシュンパティアの実験で発生した後天性のものである。当初は解離性同一性障害を疑われていたが、互いに会話を交わし存在を認識しあっていることなどから、真の意味での二重人格として認識されるようになった。 ルイーナの指揮官であるメリオルエッセとほぼ同質の存在であるとされ、違うのは肉体が完全であることと、クリスという本来の魂が存在していたことのみ。本来ならば「破滅の王」に乗っ取られたフェリオ同様の状態になるはずだったが、元の魂と呼び寄せられた魂が並存する状態となっていた。 しかしその状態で時間が経つと、存在が同調したメリオルエッセの方に引きずられて変質し、フェリオ同様本来の魂が喰われて消え、呼び寄せられた魂に乗っ取られる。『D』ではこれを乗り切り人格交代の制御不全で済んだが、『第2次OG』では終盤でクリスの人格がリムの体から消滅して、リアナのみが残ってしまうことになる。さらに、「破滅の王」によれば、リアナの方は魂をシュンパティアに依存している「偽りの存在」であるため、いずれはメリオルエッセ同様消滅することになるらしい。ペルフェクティオを倒した後、ウェントスがクロスゲートを封印する時消滅したと思われていたクリスがウェントスの中に存在し、クリスはウェントスと共にクロスゲートへ突入する。 フェリオ・ラドクリフ ジョッシュの父親で、リムの義父。45歳。 南極遺跡で事故を引き起こしてしまい、開いたファブラ・フォレースから現れたペルフェクティオに憑依されたため、フェリオ・ラドクリフとしての人格は死亡した(正確には「破滅の王」に乗っ取られて変質した)。間接的ではあるがアクシズ落としを阻止して地球を救ったことになる。第2次OG 基本的な設定は『D』と同じだが、遺跡調査のためにアルテウルの援助を受け、彼の意見を取り入れてシュンパティアを改良した。この行為が後にペルフェクティオの器となったことに繋がっている。また、親交のあったエリック・ワンにはNVユニットの開発を依頼し、同時にジョッシュに宛てたメッセージも託していた。また、結果的にシュンパティアの実験台としてしまったリムのことも気にかけており、天涯孤独の彼女を養女として引き取っている。 クリフォード・ガイギャクス リ・テクのメンバーである天才的科学者。愛称はドクトル、クリフ。32歳。10年ほど前から遺跡の研究と調査に従事している。ジョッシュ達の乗機や後継機の設計・開発もクリフの手によるもの。徹底的な合理主義者であるため、それが災いして他人に対しては配慮の欠ける言動をとることもある。ただし基本的には面倒見のよい性格であり、付き合いの古いジョッシュやリムには兄のように慕われている。なおゲーム上のグラフィックではわからないが眼鏡を着用しており、おでこにひっかけている。第2次OG 合理主義的な面は見られず、ごく普通の性格である。EOTI機関やテスラ・ライヒ研究所からも誘いが来ていた人物だったが、前者はキナ臭さを、後者は安定していることを理由に勧誘を断り、南極遺跡のロマンに惹かれてリ・テクに参加した。
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