リュウキュウマツ漏脂胴枯病
和名:リュウキュウマツ漏脂胴枯病 |
学名:(病原菌)Furarium subglutinans (Wollenw. et Reinking) Nelson, Toussoun et Marasas f. sp. Pini |
分布:鹿児島(奄美大島),沖縄県 |
写真(上):傷口から樹脂が垂れだした初期症状(米国テーダマツでの被害) |
写真(下):樹幹部の激害症状(米国テーダマツでの被害) |
説明 枝の分岐部や他の原因でできた傷口から樹脂を漏出し,胴枯,溝腐症状になる。内需皮の部分には樹脂が充満している。樹脂は乾くと黄色になる。球果も侵すが,枝幹部の被害は何らかの傷から感染を起こすと考えられる。奄美以南のリュウキュウマツで問題になっているが,アカマツ,クロマツでの発生報告はまだない。最近,韓国で発生したとの情報もあり,今後充分な警戒が必要とされる病害である。菌は北米原産と考えられる。 |
リュウキュウマツ漏脂胴枯病と同じ種類の言葉
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