リビア、リビア、リビアとは? わかりやすく解説

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リビア、リビア、リビア

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/01/23 09:55 UTC 版)

リビア、リビア、リビア(アラビア語: ليبيا ليبيا ليبيا‎, Lībiyā Lībiyā Lībiyā, リービヤー・リービヤー・リービヤー)または我が祖国よ (アラビア語: يا بلادي‎, yā bilādī, ヤー・ビラーディー) は、リビア国歌


  1. ^ リビア国内外で2通りの発音が混在しているため併記した。
  2. ^ وفاة مؤلف النشيد الوطني الليبي”. 2023年10月11日閲覧。
  3. ^ http://www.nationalanthems.info/ly-69.htm
  4. ^ الراعي, أسامة (2021年5月10日). “البشير العريبي، شاعر تونسي” (アラビア語). جريدة الحدث + الالكترونية. 2023年10月11日閲覧。
  5. ^ وفاة البشير العريبي.. التونسي الذي كتب نشيد ليبيا ونعاه السراج” (アラビア語). الترا تونس | UltraTunisia. 2023年10月11日閲覧。
  6. ^ About Libya: Libyan National Anthem, リビア国民評議会 of Libya website, オリジナルの2011年7月21日時点におけるアーカイブ。, https://web.archive.org/web/20110721231231/http://www.ntclibya.com/InnerPage.aspx?SSID=26&ParentID=20&LangID=1 2011年8月23日閲覧。 
  7. ^ a b 文語アラビア語ではنَخْذُلَكْ(nakhdhulak, ナフズラク)と発音する部分だが、国歌音源では口語アラビア語(現地方言)活用形だと思われるنَخْذِلَكْ(nakhdhilak, ナフズィラク)と歌われている。
  8. ^ مُنَادٍ لِلْكِفَاحْはタンウィーンを発音するmunādin li-l-kifāḥが発音同化したmunādil li-l-kifāḥではなく、息継ぎしない文中ながらmunādとmunādī2通りある休止形のうち後者を用いてmunadī li-l-kifāḥと歌っているらしいことを複数音源にて確認したため、この転写とした。
  9. ^ a b c d 文語アラビア語ではتَبِعْنَاهُ(tabiʿnāhu, タビウナーフ)と発音する部分だが、国歌音源では口語アラビア語(現地方言)発音だと思われる تَبَعْنَاهُ(tabaʿnāhu, タバアナーフ)と歌われている。
  10. ^ a b c d 文語では前のابْنَを後方から属格支配しているためʾāsādi-sh-sharāと読むべき部分だが、歌では口語風にʾāsāda-sh-sharāとなっている。
  11. ^ アラビア語では「我らは、我らは犠牲だ」のように主語と述語の名詞になっており、「犠牲;生贄」といった意味の名詞が述語になっているが、アラブの愛国詩・愛国歌では捧げ物という意味で使われ「(祖国などのために)我が身を(自発的に、進んで、喜んで)捧げる」と宣言する部分で用いる表現となっているため、「我らは汝の生贄なり」というネガティブな死を想起させる旧和訳は変更した。
  12. ^ 歌詞では我が国の「国」が女性単数扱いであることを受け「貴女」という女性形に向けた呼びかけになっている。
  13. ^ イスラームにおいて重要視される価値観などを示す言葉が並んでいる部分でジハードによる解放闘争がイスラーム的国家を打ち立てた様子を示している。
  14. ^ 簡潔には「征服者」だが、イスラーム征服軍としてアラビア半島方面からリビアの地にやってきた由緒あるアラブ人イスラーム教徒の子孫であることを示す非常に肯定的な表現として使われているため、「征服者」との訳は敢えて避けた。
  15. ^ a b 国王やリビアの闘士たちが打ち立てた自由の旗のこと。
  16. ^ 旧歌詞ではイスラーム征服軍という意味で使われていた語だが、歌詞書き換えによって中世におけるリビアのイスラーム化ではなく、ウマル・アル=ムフタール(オマル・アル=ムフタール)らのイタリア側拠点攻撃と解放を思わせる文脈に変わっているため、ここでは「開城者たち」とした。
  17. ^ a b شَرًى(sharan(限定時sharā), シャラン(シャラー))は「ライオン(獅子)たちが多く生息している場所、ライオンの生息地」のこと。モロッコなど北アフリカにかつていた野生のライオンをイメージしリビアに力強く勇猛な闘士たちが揃っていることを強調している部分であるため、「野に棲まう」とした。
  18. ^ a b アラブ世界で多用されてきた言葉「عِنْدَ الصَّبَاحِ يَحْمَدُ الْقَوْمُ السُّرَى(In the morning, the people praise the journey by night)」を意図した一節。名将ハーリド・イブン・アル=ワリードが最初に口にしたと伝えられている。سُرًى(suran(限定時はsurā), スラン(スラー))は夜旅や夜の行軍を意味する名詞。日夜行軍を続け戦地へといち早く到着した実績が人々により称賛された一件を指すという。
  19. ^ a b ص278 - كتاب شرح مقامات الحريري - قصة المثل عند الصباح يحمد القوم السري - المكتبة الشاملة”. shamela.ws. 2023年10月11日閲覧。
  20. ^ a b ここで用いられているاَلدُّنْيَا(ʾad-dunyā, アッ=ドゥンヤー)は単なる世界や人生ではなく、イスラーム的に最後の審判を経た死後の来世と対比として「現世」という意味で使われる語であることから、ジハードの報奨として幸福・安寧が約束されている来世との対比として「現世」とした。


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