リソースフォーク
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/05/26 08:37 UTC 版)
リソースフォーク(英: resource fork)は、Classic Mac OS特有[1]のファイルの構造であり、実際のデータを表すデータフォークとは別に、アイコンやウィンドウの形状、メニューの内容や定義、古くはアプリケーションコード(機械語)などといった、フォーマットがある程度定型化された情報を持つ。また、情報そのもののことをとくに「リソースデータ」という。リソースフォークの存在によりデータにさまざまな付加情報を簡単に記録することができる。これに対して、実際のデータ部をとくに「データフォーク」と呼ぶ。データフォークは、Windowsにおけるメインデータストリームなど、Classic Mac OS以外のオペレーティングシステム (OS) でデータを記録する部分と同じである。Windowsにも似た機能を持つリソースという概念はあるが、Classic Mac OSのそれとは異質のものである。
- ^ マルチレコードのファイル、といったようなもの自体は普通にあるものであり、実際には全く特有ではない。
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