ラ国とは? わかりやすく解説

ラ‐こく【ラ国】

読み方:らこく

ライセンス国産」の略。


【ラ国】(らこく)

防衛省・自衛隊において、各種装備品調達方法のうち「ライセンス生産による国産」を略したもの。

防衛省サイトでの使用例


ライセンス生産

(ラ国 から転送)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/03/13 15:38 UTC 版)

ライセンス生産(ライセンスせいさん)とは、他の企業が開発した製品の設計・製造技術を、別の企業が許可料(ライセンス料、ロイヤリティ)を支払ってそのまま使用し、その製品を生産する事である。医薬品航空機自動車銃器ファッション業界などでよく行われる[1]。兵器などのライセンス国産の業界では『ラ国』という略語が使われることがある[2]


注釈

  1. ^ F-2戦闘機のエンジン生産では先端技術の移転は禁止され、国産比率は生産期間全体で約60%、最後には76%であった[8]
  2. ^ F-2戦闘機の場合、飛行制御コンピューターのソースコードがアメリカから得られなかったことから日本で独自のものを開発することになった。
  3. ^ 三式戦闘機用にDB601エンジンをライセンス生産しようとした川崎航空機においてもエンジンは生産許可が下りたものの、燃料噴射装置は生産許可が下りず三菱製の従来品を改良して使った。同じDB601を海軍向けにライセンス生産した愛知航空機に至っては燃料噴射装置を無断コピーしていたという。

出典



「ライセンス生産」の続きの解説一覧

「ラ国」の例文・使い方・用例・文例

Weblio日本語例文用例辞書はプログラムで機械的に例文を生成しているため、不適切な項目が含まれていることもあります。ご了承くださいませ。


英和和英テキスト翻訳>> Weblio翻訳
英語⇒日本語日本語⇒英語
  

辞書ショートカット

すべての辞書の索引

「ラ国」の関連用語

ラ国のお隣キーワード
検索ランキング

   

英語⇒日本語
日本語⇒英語
   



ラ国のページの著作権
Weblio 辞書 情報提供元は 参加元一覧 にて確認できます。

   
デジタル大辞泉デジタル大辞泉
(C)Shogakukan Inc.
株式会社 小学館
航空軍事用語辞典++航空軍事用語辞典++
この記事はMASDF 航空軍事用語辞典++の記事を転載しております。
MASDFでは航空及び軍事についての様々なコンテンツをご覧頂けます。
ウィキペディアウィキペディア
All text is available under the terms of the GNU Free Documentation License.
この記事は、ウィキペディアのライセンス生産 (改訂履歴)の記事を複製、再配布したものにあたり、GNU Free Documentation Licenseというライセンスの下で提供されています。 Weblio辞書に掲載されているウィキペディアの記事も、全てGNU Free Documentation Licenseの元に提供されております。
Tanaka Corpusのコンテンツは、特に明示されている場合を除いて、次のライセンスに従います:
 Creative Commons Attribution (CC-BY) 2.0 France.
この対訳データはCreative Commons Attribution 3.0 Unportedでライセンスされています。
浜島書店 Catch a Wave
Copyright © 1995-2024 Hamajima Shoten, Publishers. All rights reserved.
株式会社ベネッセコーポレーション株式会社ベネッセコーポレーション
Copyright © Benesse Holdings, Inc. All rights reserved.
研究社研究社
Copyright (c) 1995-2024 Kenkyusha Co., Ltd. All rights reserved.
日本語WordNet日本語WordNet
日本語ワードネット1.1版 (C) 情報通信研究機構, 2009-2010 License All rights reserved.
WordNet 3.0 Copyright 2006 by Princeton University. All rights reserved. License
日外アソシエーツ株式会社日外アソシエーツ株式会社
Copyright (C) 1994- Nichigai Associates, Inc., All rights reserved.
「斎藤和英大辞典」斎藤秀三郎著、日外アソシエーツ辞書編集部編
EDRDGEDRDG
This page uses the JMdict dictionary files. These files are the property of the Electronic Dictionary Research and Development Group, and are used in conformance with the Group's licence.

©2024 GRAS Group, Inc.RSS