ラムの歴史
ラム発祥の地は西インド諸島。17世紀に渡ってきたイギリス人が豊富なさとうきびに目をつけ、蒸溜酒として誕生させたという説があります。(16世紀、スペイン人の探検隊によってつくりだされたという説もある) 興奮、馬鹿さわぎ、という意味のラムバリオン(Rumbullion)が語源と言われています。 その後ラムは、スチーブンソンの小説「宝島」にも出てくるように、海の男たちに愛飲され、特にイギリス海軍指定の酒となりました。ラムの消費量が急激に伸びたのは、第2次世界大戦が契機でした。アメリカでは、それまでイギリス産のジンを使ってカクテルをつくっていましたが、戦争によって手に入らなくなり、その代用としてラムを使うようになり、戦後も好んで用いられるようになりました。 |
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