ラウィニウムとは? わかりやすく解説

ラウィニウム

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/06/18 16:23 UTC 版)

ラウィニウムラテン語: Lāuīnĭum)はかつてラティウムに存在した港湾都市で、ローマから南に19km、テヴェレ川沿いのオスティアアンツィオの中間あたりにあった。当時はそのあたりに海岸線があったが、今はかなり内陸になっている。ラウィニウムは丘の上にあり、北には Silva Laurentina という月桂樹の深い森があり、南には Pontine Marshes という広大なマラリアの発生する湿地帯があった。Numicus または Numicius という川の河口があったため、オスティアとアンツィオの間で唯一の港となった。背後には Alban hills と呼ばれる山がある。


  1. ^ Christopher John Smith, Early Rome and Latium: Economy and Society C. 1000 to 500 BC (Oxford University Press) 1996:134; Mario Torelli, Lavinio e Roma. Riti iniziatici e matrimonio tra archeologia e storia
  2. ^ Smith 1996.
  3. ^ ラウィニウム付近にあった墳丘墓を古代ローマ人は Heroon of Aeneas(アイネイアースの小神殿)と呼んでいた。
  4. ^ Livy, Ab urbe condita, 1:14


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