ユカギール語族とは? わかりやすく解説

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ユカギール語族

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/04/12 15:18 UTC 版)

ユカギール語族(ユカギールごぞく)、またはユカギール諸語ユカギール語とは、シベリア東部のコリマ川流域に住むユカギール族が話す諸言語から成る語族である。便宜上古シベリア諸語の一つとされている。古くはバイカル湖から北極海まで分布したといわれ、17世紀にはレナ川からアナディル川河口に至る広範囲で約9000人に話されていたが、現在ほとんどの人々がロシア語サハ語を使うようになり、話者は200人以下に減り(1989年)、絶滅の危機に瀕している。現在残っているのは2つの言語だけである。




  1. ^ Hammarström, Harald; Forkel, Robert; Haspelmath, Martin et al., eds (2016). “ユカギール語族”. Glottolog 2.7. Jena: Max Planck Institute for the Science of Human History. http://glottolog.org/resource/languoid/id/yuka1259 
  2. ^ Pedersen, Holger. 1933. "Zur Frage nach der Urverwandtschaft des Indoeuropäischen mit dem Ugrofinnischen." Mémoires de la Société finno-ougrienne 67:308–325.
  3. ^ Collinder, Björn (1940) Jukagirisch und Uralisch. Uppsala: Almqvist & Wiksell.
  4. ^ 世界大百科事典 第2版 ユカギール族 Yukagiry
  5. ^ Fortescue, Michael. 1998. Language Relations across Bering Strait: Reappraising the Archaeological and Linguistic Evidence. London and New York: Cassell. ISBN 0-304-70330-3.


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ユカギール語族

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/05/03 22:10 UTC 版)

古シベリア諸語」の記事における「ユカギール語族」の解説

シベリア北東部コリマ川インディギルカ川下流域2つ言語用いられている。この他さらに内陸東側用いられたChuvantsyなどの言語絶滅したウラル語族と関係があると考える人もいる。

※この「ユカギール語族」の解説は、「古シベリア諸語」の解説の一部です。
「ユカギール語族」を含む「古シベリア諸語」の記事については、「古シベリア諸語」の概要を参照ください。

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