ヤマイ

デジタル大辞泉

やま‐い〔‐ゐ〕【山井】

読み方：やまい

「やまのい」に同じ。

「限りなく解くとはすれどあしひきの—の水はなほぞ凍れる」〈拾遺・雑秋〉

やま‐い〔‐ゐ〕【山居】

読み方：やまい

山に住むこと。また、その居所。やまずみ。さんきょ。

「あしひきの—はすとも踏み通ふ跡をも見ぬは苦しきものを」〈後撰・恋二〉

やまい〔やまゐ〕【山^▽藍】

読み方：やまい

「やまあい（山藍）」の音変化。

「あしひきの—に摺(す)れる衣をば神につかふるしるしとぞ思ふ」〈拾遺・雑秋〉

やま‐い〔‐ゐ〕【山^×藺】

読み方：やまい

カヤツリグサ科の多年草。山地や平地の湿った所に生え、高さ30〜40センチ。茎は針金状で、つやのある細長い葉がつく。夏から秋、褐色の穂を1個つける。

やまい〔やまひ〕【病】

読み方：やまい

１ 病気。わずらい。「胸の—」

２ 欠点。短所。悪い癖。「酒を飲みすぎるのが彼の—だ」

３ 気がかり。心配。苦労の種。

「旦那の—になされた中国、北国（＝米）残らず売って」〈浄・歌念仏〉

４ 詩歌・連歌などで、修辞上欠点として嫌うこと。歌病(うたのやまい)。

「和歌の髄脳いと所狭う、—避るべきところ多かりしかば」〈源・玉鬘〉

難読語辞典

山藍

読み方：ヤマアイ（ｙａｍａａｉ），　ヤマイ（ｙａｍａｉ）

トウダイグサ科の多年草、薬用植物

植物名辞典

山藍

読み方：ヤマアイ（ｙａｍａａｉ），　ヤマイ（ｙａｍａｉ）

トウダイグサ科の多年草、薬用植物

学名 Mercurialis leiocarpa

ウィキペディア

ヤマイ

出典: フリー百科事典『ウィキペディア（Wikipedia）』 (2021/06/24 03:24 UTC 版)

ヤマイ (Fimbristylis subbispicata) は、カヤツリグサ科テンツキ属の植物で、細い茎の先端に一つだけ小穂をつける。やや湿ったところには普通に見られる。

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「ヤマイ」の例文・使い方・用例・文例

• 複数のヤマイモの何れかの食用の塊茎
• サツマイモやヤマイモのつる
• ヤマイヌとオオカミ
• 自生しているヤマイモ