メナシクル
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/11/13 23:11 UTC 版)
メナシクル(メナスンクル、メナシウンクル、アイヌ語: menas-un-kur)とは、静内以東の太平洋沿岸地域などに居住するアイヌ民族集団の名称。
- ^ 海保1974、104頁。ただし、あくまでこの領域は和人の知識に拠るものであり、実際にはより内陸部に広がっていた可能性もある
- ^ 知里真志保によると、「メナシ」は樺太ではアザラシ猟と結びついて注意されており、道南では秋にサケが来ない原因として捉えられているという。また、海のない旭川では「南からの暖かい風」という意味になっている(児島1996、137頁)
- ^ 児島1996、138-139頁
- ^ また、『津軽一統志』の他の箇所には「もんへつ…シャクシャイン持分」と記されており、捫別川は静内川とともにシャクシャイン直属の領域であった(大井1992、50-52頁)
- ^ 海保1974,105頁より引用
- ^ 海保1974,106-108頁
- ^ 平山1996、大井1992/1995など
- ^ 大井1992、52頁
- ^ 児島1996、138頁より引用
- ^ 児島1996、138頁
- ^ 河野1932、139-141頁
- ^ 大井1995、103-105頁
- ^ 岡本1962,56頁より引用
- ^ 児島1996、134頁
- ^ 古賀慎也「ケンペルが持ち帰った『万国総界図』 : 『万国総界図』がヨーロッパ学会に与えた影響」『Bulletin of the Kyushu University Museum 6』2008年。
- ^ 高木崇世芝『近世日本の北方図研究』北海道出版企画センター、2011年、46頁。
- ^ 平山2016,159-193頁
- ^ 高倉新一郎編『犀川会資料 北海道史資料集』北海道出版企画センター、1982年、142頁。
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「メナシクル」の続きの解説一覧
- 1 メナシクルとは
- 2 メナシクルの概要
- 3 脚注
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