メガラがくは 【メガラ(Megara)学派】
メガラ学派
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/04/19 17:42 UTC 版)
メガラ学派(メガラがくは、英語: Megarian school、メガラ派)とは、ソクラテスの弟子だったメガラのエウクレイデスを始祖とする哲学の学派。小ソクラテス学派の一つ。論争術や問答法・論理学に優れていたことから「論争家たち」(エリスティコイ)、「問答家たち」(ディアレクティコイ、英語: Dialectical School[1])とも呼ばれる[2]。その論理学はストア派の命題論理学の源流とされる[3]。
- ^ Bobzien, Susanne (2019), “Dialectical School”, in Zalta, Edward N., スタンフォード哲学事典 (Spring 2019 ed.), Metaphysics Research Lab, Stanford University 2022年4月16日閲覧。
- ^ ただし「問答家たち」は別概念とする解釈もある。出典: セクストス・エンペイリコス著、金山弥平;金山万里子訳『学者たちへの論駁 2』京都大学学術出版会〈西洋古典叢書〉、2006年。414f頁(訳者補注)
- ^ a b 田中享英、小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)『メガラ学派』 - コトバンク
- 1 メガラ学派とは
- 2 メガラ学派の概要
- メガラ学派のページへのリンク