ムラサキマサリ【ムラサキマサリ】(食用作物)
登録番号 | 第12276号 | |
登録年月日 | 2004年 11月 8日 | |
農林水産植物の種類 | かんしょ | |
登録品種の名称及びその読み | ムラサキマサリ よみ:ムラサキマサリ | |
品種登録の有効期限 | 20 年 | |
育成者権の消滅日 | ||
品種登録者の名称 | 独立行政法人農業・食品産業技術総合研究機構 | |
品種登録者の住所 | 茨城県つくば市観音台三丁目1番地1 | |
登録品種の育成をした者の氏名 | 山川理、佃和民、日高操、園田忠弘、熊谷亨、吉永優、甲斐由美、石黒浩二 | |
登録品種の植物体の特性の概要 | ||
この品種は、「アヤムラ サキ」に「シロユタカ」を交配して育成されたものであり、草型はやや匍匐で、葉は波・歯状三角形、いもの皮色(基本色)は紫、肉色が紫の加工向きの品種である。草型はやや匍匐、草勢は中、巻つる性は無、草高は中、茎色は少、節色、茎の太さ、茎長及び分枝数は中、節間長はやや短、茎の毛茸は少、頂葉色の最優性色は淡緑、副次的色は無、葉色は緑、葉形は波・歯状三角形、葉の大小は中、葉脈色は微、蜜腺色は無である。藷梗の長さはやや短、強さはやや弱、結藷の位置はやや浅、いもの形状は紡錘形、大小は中、皮色の基本色は紫、補助色は赤、濃淡は濃、分布は均一、肉色は紫、目の深浅は浅、条溝及び皮脈は無、外観は上、萌芽伸長の遅速はやや早、萌芽の多少は中、アール当たり上いも重はやや多、カロチンの多少は無、切干歩合はやや高である。黒斑病抵抗性はやや強、ネコブセンチュウ抵抗性及びネグサレセンチュウ抵抗性は強である。「アヤムラ サキ」と比較して、葉形が波・歯状三角形であること、結藷の位置及びいもの目の深浅が浅いこと等で区別性が認められる。 | ||
登録品種の育成の経過の概要 | ||
この品種は、平成4年に九州農業試験場畑地利用部(現独立行政法人農業・生物系特定産業技術研究機構、鹿児島県指宿市)において、「アヤムラ サキ」に「シロユタカ」を交配し、その後、同所(宮崎県都城市)において、その実生の中から選抜、以後、増殖を行いながら特性の調査を継続し、13年にその特性が安定していることを確認して育成を完了したものである。 |
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