ミ力・ハッキネン(フィンランド)
他の多くのドライバーと同様に、レーシングカートから始めて、フォーミュラ・フォードへと着実にステップアップ。1990年にはイギリスF3でチャンピオンに輝くと同時に、マカオGPとそれに続く富士でのF3世界一決定戦に臨んだが、前評判とは異なり、ともにM.シューマッハーに敗れてしまった。だが91年には、ライバルより一足先に、名門のロータスからF1デビュー。3戦自のサン・マリノで5位入賞を果たした。93年にトップチームの一角を占めるマクラーレンに移籍。M.アンドレッティの控えに甘んじていたが、シーズン終盤からレギュラーシートを得、94年からはエースとしてマクラーレンの顔となり、メルセデス・エンジンが力をつけてきた98~99年には2年連続で王座についた。2002年、休養を宣言。その後はレースに出ていない。
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