ミョウガとは? わかりやすく解説

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みょう‐が〔ミヤウ‐〕【冥加】

読み方:みょうが

気がつかないうちに授かっている神仏加護恩恵また、思いがけない幸せ冥助(みょうじょ)。冥利(みょうり)。「—を願う」「命—」

神仏加護恩恵対すお礼

薬代を—のためにつかはしたし」〈浮・永代蔵・六〉

冥加金」の略。

「この銀を…改めて尼御へ布施、せめて娘が—ぢゃわいのう」〈浄・歌祭文


みょう‐が〔めう‐〕【×茗荷】

読み方:みょうが

《「めが(香)」の音変化という。「茗荷」は当て字

ショウガ科多年草地下茎が横に伸び地上茎は高さ50センチ〜1メートル長楕円形で、互生夏から秋にかけ、地際(ほう)が2列に重なって卵状の花穂をつけ、の間から淡黄色の3弁花を出す。全体特有の香りがあり、茗荷の子とよぶ花穂若芽食用にし、栽培される熱帯アジア原産。めが。《 子=夏 花=秋》「日は宙にしづかなるもの—の子火」

紋所の名。ミョウガのや花を図案化したもの

おろかな人。1をたくさん食べると物忘れするという俗説からいう。

大門を這入(はひ)る—に出る生姜」〈柳多留一二二〉

茗荷の画像
ミョウガの若芽
茗荷の画像
茗荷の紋所一つ入れ違い茗荷」
茗荷の画像
茗荷の紋所一つ田村茗荷」
茗荷の画像
茗荷の紋所一つ違い一関茗荷」
茗荷の画像
花/撮影植松国雄

俯荷

読み方:ミョウガ(myouga)

ショウガ科多年草園芸植物薬用植物


冥加

読み方:ミョウガ(myouga)

目に見えない神仏助力


茗荷

読み方:ミョウガ(myouga)

ミョウガ科の多年草


冥加

読み方:ミョウガ(myouga)

江戸時代幕府・藩から営業権利与えられ商工業者がその報償として上納した税。


ミョウガ

ミョウガ
科名 ショウガ科
別名: ミョウガタケ
生薬名: ミョウガ(茗荷
漢字表記 茗荷
原産 日本
用途 和名は香「めか」がなまったといわれます日陰でもよく生育する多年草で、昔は、作物できないような日陰土地租税免除されそのような土地茗荷谷呼ばれたそうです消化促進によいとされています。
学名: Zingiber mioga Rosc.
   

俯荷

読み方:ミョウガ(myouga)

ショウガ科多年草園芸植物薬用植物

学名 Zingiber mioga


茗荷

読み方:ミョウガ(myouga)

ショウガ科多年草園芸植物薬用植物

学名 Zingiber mioga


冥賀

読み方:ミョウガ(myouga)

所在 茨城県久慈郡大子町


明河

読み方:ミョウガ(myouga)

所在 愛媛県東温市


茗荷

読み方:ミョウガ(myouga)

所在 福島県東白川郡矢祭町

地名辞典では2006年8月時点の情報を掲載しています。

ミョウガ

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/11/05 02:37 UTC 版)

ミョウガ(茗荷[2]、蘘荷、学名: Zingiber mioga)はショウガ科ショウガ属の宿根性の多年草[3]。ミョウガの英名にJapanese Gingerがあり食用で栽培されているのは日本だけとされる[3]


  1. ^ 米倉浩司・梶田忠 (2003-). “Zingiber mioga (Thunb.) Roscoe ミョウガ(標準)”. BG Plants 和名−学名インデックス(YList). 2022年11月12日閲覧。
  2. ^ a b c d e f g h i j k l m n o 猪股慶子監修 成美堂出版編集部編 2012, p. 169.
  3. ^ a b c d e f g みょうがの需給動向”. 独立行政法人農畜産業振興機構. 2022年3月11日閲覧。
  4. ^ え【▽兄】」goo辞書(2023年6月)
  5. ^ せ【▽兄/▽夫/背】」goo辞書(2023年6月)
  6. ^ ミョウガ/茗荷/みょうが」語源由来辞典(2023年6月)
  7. ^ 旬の食材百科
  8. ^ a b c d e f g h i j k l 主婦の友社編 2011, p. 255.
  9. ^ a b ミョウガ”. 野田市. 2020年2月25日閲覧。
  10. ^ a b c d e f g 川原勝正 2015, p. 45.
  11. ^ 物忘れする? ミョウガ - 所さんの目がテン!(日本テレビ) 第787回 2005年6月26日(archive版)
  12. ^ a b c d e f g h i j k l m n 金子美登 2012, p. 147.
  13. ^ a b 旬の食材百科(ミョウガ)”. フーズリンク. 2022年11月12日閲覧。
  14. ^ 文部科学省 「日本食品標準成分表2015年版(七訂)
  15. ^ 厚生労働省 「日本人の食事摂取基準(2015年版)
  16. ^ a b c d e 講談社編 2013, p. 112.
  17. ^ タコナ(茗荷の葉)寿司・スイレンボク」『こころはコロコロ日録』 2018年3月15日閲覧。
  18. ^ a b 【暦めくり】みょうが 忘れた頃に成長『読売新聞』朝刊2018年7月13日(くらし面)。
  19. ^ 諺語大辭典: 全 P.985 藤井乙男 1910年
  20. ^ 本草綱目/菜之一 (Wikisource)
  21. ^ 越尾淑子、原田真知子、「東京家政大学構内の役に立つ野草東京家政大学研究紀要 2 自然科学 Vol.37 page.43-49 (1997), NCID AN10157480
  22. ^ 【上方落語メモ第1集】その17 / 八五郎坊主”. kamigata.fan.coocan.jp. 2023年4月11日閲覧。
  23. ^ デジタル大辞泉. “仕様がなければ茗荷がある(シヨウガナケレバミョウガガアル)とは? 意味や使い方”. コトバンク. 2023年11月5日閲覧。


「ミョウガ」の続きの解説一覧

ミョウガ

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/05/16 17:58 UTC 版)

日本原産の食用栽培植物」の記事における「ミョウガ」の解説

ミョウガ(茗荷)は、ショウガ科ショウガ属の多年草で、英名も "Myoga" である。蕎麦素麺などの薬味として利用されるほか、天ぷら酢の物味噌汁の具など、独立した食材として用いられるアジア大陸温帯地方原産とも考えられているが、学名Zingiber mioga であり、和名を反映したものとなっている。秋田県群馬県では露地栽培みられる

※この「ミョウガ」の解説は、「日本原産の食用栽培植物」の解説の一部です。
「ミョウガ」を含む「日本原産の食用栽培植物」の記事については、「日本原産の食用栽培植物」の概要を参照ください。

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ミョウガ

出典:『Wiktionary』 (2021/08/16 09:30 UTC 版)

別表記

名詞

  (みょうが)

  1. ショウガ目ショウガ科ショウガ属に属す多年草一種学名: Zingiber mioga

発音

翻訳

脚注




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