ミューゼスCとは? わかりやすく解説

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ミューゼス‐シー【MUSES-C】

読み方:みゅーぜすしー

Mu Space Engineering Satellite-C》⇒はやぶさ


はやぶさ (探査機)

(ミューゼスC から転送)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/02/17 01:25 UTC 版)

はやぶさ(第20号科学衛星MUSES-C)は、2003年5月9日13時29分25秒(日本標準時、以下同様)に宇宙科学研究所(ISAS)が打ち上げた小惑星探査機で、ひてんはるかに続くMUSESシリーズ3番目の工学実験機である。開発・製造はNEC東芝スペースシステムが担当した。


注釈

  1. ^ はやぶさの探査情報を基にした、小惑星イトカワの解析結果とその論文がアメリカ科学論文誌サイエンス』2006年6月2日号に特集として掲載(日本宇宙研究・開発では初)された。アメリカの International Space Development Conference (ISDC 2006) において Space Pioneer Award として米国宇宙協会から表彰を受けている[1][2]
  2. ^ NASAの小型探査ロボットを運んで行って小惑星表面を移動しながら探査を行う計画も存在していた(MUSES-CNの項を参照)。
  3. ^ トラブルとは、姿勢制御装置の故障や化学エンジンの燃料漏れによる全損、姿勢の乱れ、電池切れ、通信途絶、イオンエンジンの停止など数々のアクシデントを指す。
  4. ^ 当初の計画通りなら、再突入の約10時間前に月軌道程度の距離で試料カプセルを分離した後[7]、はやぶさ本体は突入軌道から離脱して別の目標へ向かうことも可能だった。しかし化学スラスタが使えなくなって急激な軌道変更が不可能になり、また精密な姿勢制御に困難を伴うようになったことで、カプセルが市街地に落下する心配も生じた。このため、地球になるべく近付いてからカプセルを切り離す計画に変更され、結果として当初のような延長ミッションは断念された。その代わり、2009年には本体の大気圏再突入の際のデータを、地球に衝突する小惑星の軌道予測のためのシステム開発に役立てるという新たなミッションが加えられた。
  5. ^ 探査機との通信は臼田宇宙空間観測所の64mパラボラアンテナを用いて行われたが、2009年11月より64mアンテナが改修工事に入ったため、工事終了までは内之浦の34mアンテナが使われた。
  6. ^ 「はやぶさ」は温度管理を内蔵ヒーターで行っていた。内蔵・外装の機器類は太陽光線などを遮蔽することで基本的には低温環境にしておき、電源系からの電力を使ったヒーターで適温まで暖める方式が採用されていた。
  7. ^ 他の大型宇宙機などでは冗長性を持たせるために複数台の制御装置を搭載することが珍しくないが、はやぶさでは軽量化が優先されてITCUは1台だけ搭載された。ただ、内部的には3つのCPUの出力をASICによる多数決回路で不良判定することで、ある程度の信頼性を確保している。
  8. ^ 制御装置は汎用自律化機能を備え、最大32ある条件テーブルに従って外部からの指令を待たずに自律的に動作を行うことが可能になっている。また常時IESを監視していて、アキュムレータ圧力、プラズマ点火状態、直流電源の電圧/電流値、グリッドの短絡などを見張っていて、動作不良と判断すると安全なモードへ移行するようになっていた。
  9. ^ HGAは、火星探査機「のぞみ」のものと同等品であるが、地球公転軌道より内側にあたるイトカワ公転軌道近日点での熱環境を考慮して白色に塗装されている点が異なる。
  10. ^ イトカワとのランデブーでは、はやぶさから見て地球と太陽がほぼ20度程度の視野範囲内に位置していたため、地球方向へ高い精度でHGAを向けた姿勢でz軸での回転運動を行っても、太陽電池パネルはおおむね正しく太陽へ向けることが可能であった。
  11. ^ 通信途絶からの回復後には32 bpsで通信を行った。
  12. ^ MGAを用いた通信が不可能で、LGAを用いざるをえない状況というのは、機体が安定せずにランダム方向にスピンしているか、良くても太陽方向に太陽電池パネル面を向けてZ軸周りにスピンしている「セーフホールドモード」にあるという場合が想定された。LGAは8 bpsというきわめて低速度通信しか行えず、遠距離によって信号波にタイムラグがあり、さらに自転しているために一定周期で通信が遮蔽されるという状況でも、最低限の質問を短いコマンドで問い合わせて、その回答を"YES"/"NO"で得るという「1ビット通信」機能を用意していた。燃料タンクからの漏洩によって姿勢制御を失い漂流したが、この機能によって通信を回復させた。
  13. ^ 一般的な人工衛星などでは太陽電池パネルは「I形」になるような一直線に配置されることが多いが、「はやぶさ」ではz軸方向での回転モーメントが最大になるように「H形」に配置されている。仮にトラブルによって姿勢制御を失った場合、宇宙機は予測不可能な向きに回転してしまうことが考えられる。そのような時、燃料タンク等の液体などが動揺することで3軸の回転成分同士でエネルギーを交換し合い、長い時間が経てば、3軸の中でも最大モーメントの軸にだけ回転運動が収斂されることが知られている。太陽電池パネルを「H形」になるよう配置することで、z軸方向にだけ回転するようになり、太陽を公転する「はやぶさ」はやがて太陽方向にセルを向け続けることで発電量も確保し、再起動が可能になると考えられていた。そして、実際に長期間の通信途絶後に再び制御を取り戻すことができた。また「H形」であれば小惑星「イトカワ」へのタッチダウン時に接触する可能性を少なくできると考えられた。
  14. ^ 燃料漏洩によって漂流した後、4セルは過放電で使用不能になっていたが、生き残っていた7セルはある程度充電さえ行われていた。本来は過充電防止のためのバイパス回路が、生き残った7セルに対して微弱ながら発電していた太陽電池からの電力を供給し充電していたので、偶然にも7セルだけは過放電による機能喪失を免れた。
  15. ^ リアクションホイールの2基が故障した後は、約+1000 - +5000 rpmだった回転数を+300 - +2000 rpmに制限したため、各運動量の保存量が減少しアンローディングの回数が増えてRCSの推進剤を予定より早く使い切ったが、帰路ではμ10イオンエンジンのジンバルを傾けることで推力を機体重心からずらし、この噴射によってz軸まわりのトルクを発生させてリアクションホイールのアンローディングを行った。
  16. ^ 炭素繊維強化炭素複合材料とは、炭素繊維強化プラスチックを熱処理し、母材のプラスチックを炭化させた複合材料のこと。これはモリブデンのような金属板と異なり運転時の高温で膨張することがなく、穴の位置が変化する心配がないが、運転によって内部の繊維が「ウィスカー」と呼ばれるひげとなって表面に出てくると、短絡による放電が起きる。直流電源は短絡によっても数秒間は耐えられる設計になっていた。スクリーン - アクセル間の短絡時には、直流電源のコンデンサバンクからの大電流によってウィスカーが焼き切られることが期待される。アクセル - ディセル間の短絡は300Vと電圧が低いため、コンデンサバンクによっても焼き切れるかそれほど期待できないが、ディセルの電圧がアクセルと同電位になっても加速性能そのものには影響しない。また、リレーボックスの開閉操作は、通常時は直流電源を停止してから行うが、ウィスカーを焼き切るために電源を入れたまま接続系統を切り替えることも行えるようになっていた。
  17. ^ 中和器にかけられた電圧は、当初は-30Vほどの電圧であったが、劣化によって機能が落ちたため劣化が加速することを承知で制限値である-50Vへと変更された。劣化が進んだ最終段階では制限を外したさらに高電圧でも運転された。劣化の原因については不明である。
  18. ^ イオン生成チャンバーと中和器のキセノンガス供給系が各組ごとで共通だったので、イオン・エンジンのイオン源Bと中和器Aを「クロス運転」した場合には、本来は無用なイオン源Aと中和器Bにもガスが供給された。
  19. ^ 宇宙機での推進剤タンクの流量制御にはマスフロー・コントローラを使用するのが一般的であったが、「はやぶさ」ではアキュムレータを用いた。マスフロー・コントローラは故障が多く信頼性に欠けるが、冗長性のために2台搭載するのは重量過大と判断された。アキュムレータを用いたことで流量や圧力の安定性や精度は低下するが、確実な動作の方を選んだ。
  20. ^ 仮にマスフロー・コントローラを採用していれば、制御域が10倍程度と狭いマスフロー・コントローラでは、姿勢制御装置が機能を失った時に、高圧ガスをそのまま供給してイオン・エンジンから噴射することはできなかった可能性が高い。
  21. ^ バルブ類は、高圧系は70気圧にも耐えられる高価なものを、低圧系はより低い耐圧設計の低コストなものが採用されるのが一般的であったが、「はやぶさ」では低圧系も70気圧に耐え得るものを採用していた。これは高圧側バルブの故障や操作ミスなどでも低圧側が耐えられるように配慮したものだったが、このことが、リアクション・ホイールや噴射式の姿勢制御装置が機能を失った時に、キセノンの高圧ガスをそのままイオン・エンジンから噴射することで姿勢を保つという緊急手段を可能にした。
  22. ^ 中和器から電子を放出する適正な電流値は、イオン生成後にグリッドから放出されるキセノン・イオンの正電荷量を打ち消すだけの電流値が倍率「1.0」として標準になっていたが、2台の中和器で3台のイオン源を中和する倍率「1.5」や、1台の中和器で2台のイオン源を中和する倍率「2.0」といった運転モードが用意されていた。実際には、中和器の劣化が早く、このような倍率を用いることはなかった。
  23. ^ リレーボックスが行える3台の直流電源からの出力切り替えは「IPPU 1:スラスタA/スラスタB, IPPU 2:スラスタB/スラスタC, IPPU 3:スラスタC/スラスタD」であった。
  24. ^ 元々±y面方向にはあまり軌道制御が必要ない事や重量削減のためもあるが、±y面の方向には太陽電池パネルがあり、RCSの噴射によって裏面の放熱板が汚れる恐れや推力方向がズレることもあって、±y面にはRCSを付けなかった。どうしても±y軸方向に動かす必要がある場合には、まずz軸まわりに90度回転させてからx軸方向のスラスタで対応した。
  25. ^ 酸化剤の四酸化二窒素は-30℃以下にならないと凍らないが、燃料であるヒドラジンは2℃以下で凍るため、この特性によって構体内に凍結した燃料がいつまでも残ってしまい、時折、機体に予期せぬ運動などを起こして悪影響を与えたと考えられている。
  26. ^ リアクションホイールは、2005年7月30日にz軸が、同年10月2日にはy軸が故障した。
  27. ^ 「ニア・シューメーカー」や「ディープインパクト」といった宇宙機でも採用実績がある、米イサコ (Ithaco) 社(現グッドリッチ社)製"Type-A"リアクションホイールが使用されたが、精密な回転部品を含むこの製品は液体燃料ロケットによる加速度には耐える設計であったが、「はやぶさ」を打ち上げる固体燃料ロケット「M-Vロケット」の発射時の振動や衝撃に耐え得るように元々出来ていなかった。イサコ社では固体ロケットによる大きな振動にも耐えられるように可能な限りの改良を行ったが、この改造に起因する障害が(少なくとも地上での追試験でも、磁石がステータに当たり欠けて飛散するのを防ぐためのメタルテープが冷却・過熱を繰り返すと剥がれて回転の障害になるという同様の問題が再現されたので)発生して、続々と機能を失ったのだと考えられている。
  28. ^ NASAの探査ローバー "MUSES-CN" も搭載する計画が進められていたが中止となり、打ち上げ予定時期直前まで同ローバーの搭載予定空間と本体左太陽電池パドル下に開口部があった。
  29. ^ カメラを含むデジタル機器類の仕様を見れば、2011年現在の民生用途の普及品レベルよりも劣るものが多いが、2003年当時は相応に高性能であり、また宇宙機の部品全般に言えるのは宇宙での使用実績のない最先端技術よりも実証済みの枯れた技術が採用される傾向がある。
  30. ^ 小型軽量高精度であるが、デジタル処理回路に宇宙線が当たることで演算エラーとなり、平均的には数か月に1度程度エラーとなってリセットしなければならない。小惑星への再突入前日に、前々日からバイアス調整済みだった1台がエラーとなり、リセット(再起動)したが、ぎりぎりで再調整することになった。
  31. ^ ONC-W2ははやぶさの側方を広角撮影するために設けられた。はやぶさはイトカワに近づくと、その重力に引かれることや太陽と地球にパドルとアンテナを向けながらイトカワを観察する必要から、イトカワと太陽/地球を結ぶ線上の「ゲートポジション」(20km) や「ホームポジション」(7km) と呼ばれる位置に留まることが多くなる。ただしそのような位置からではイトカワの表面は太陽に照らされた明るい画像しか得られず、科学探査としては陰影のある側方からの「ターミネーター観測」と呼ばれる撮影が望まれた。太陽方向へパドルを向けることはほぼ必須であったので、この要求に応えて側面方向にもカメラを備えることになった。結局、主にRWの故障によってターミネーター観測はキャンセルされ、最後に地球の映像を撮影して役目を終えた。
  32. ^ "AMICA" とも呼ばれる。
  33. ^ 何らかのノイズを拾って受光センサが異常検出しないように、FBSでは複数回異常を検出した場合に限り、障害物があると警告を報告するようになっていた。
  34. ^ 1回目の降下では、接地寸前にFBSが異物を検出したので規定の自律判断に従い、降下を中止すると同時に底部RCS4基の噴射によって機体は上昇をはじめたはずだった。その後の状況は明確ではないが、安全圏に浮かびながらその後の指令が来るのを待っているはずであったが、上昇用スラスタの推力に不均一があったのか、一旦は上昇した後、十分離れる前に上昇を終えると、やがてはイトカワに落下して数回バウンドしてから30分間程度、小惑星表面に不時着していたと分析された。4基のRCSが均等に推力を発生しないと機体は弧を描いて進み、最悪では小惑星へ向かって突進してしまうため、自律制御プログラムは不均一な推力状況ではRCSの噴射を停止するように定められていた。RCSは極寒の真空環境で動作する多くのバルブ類や温度や圧力に本来は敏感な化学的反応に頼っているため、精密な動作制御にはあまり向いていない。FBSは2回目の接地からは正常に動作した。
  35. ^ 実際のNIRSを使った観測では、7km離れたホームポジションから12m四方の領域を測定し、イトカワ表面の6 - 7割をカバーした。
  36. ^ AMICAのフィルターは、地上から小惑星を観察する際に用いられる分光域"ECAS"に準拠しているため、多くの小惑星データと比較することが可能である。
  37. ^ リアクションホイールが使えず偏光フィルターを用いた測定は行えなかった。
  38. ^ ターゲットマーカーは東京の町工場によって作られた。
  39. ^ アブレータは従来から用いられている技術であるが独自の工夫も加えられており、例えば、CFRPの一部が高温状態で流動化しやがて気化する過程で、ガスが炭化層を持ち上げ剥がすような作用を防ぐために、スリット入り積層の「ラティス・アブレータ」や斜め積層などの工夫が行われた。
  40. ^ 地球周回軌道から再突入するスペースシャトルの約30倍(淀み点総加熱率)もの空力加熱によってカプセル周囲の気流は1万℃に達するが、アブレータから揮発したガスが熱を遮り、ヒートシールド表面は3,000度、カプセル内は50度程度までに抑えられる[39]
  41. ^ 実際は大気圏突入後5分経過した22時56分に高度5km付近でヒートシールドが分離された。パラシュートが開いて4秒後にビーコンの発信が始まった。
  42. ^ イトカワへの降下誘導はLIDARやLRFの機能を使って行う予定でいたが、RWの機能喪失によってレーザー測距機が使用できなくなった。また、降下誘導の代替案であった「光学航法」も、高度な画像処理を行い自律的に航法判断させるには搭載コンピュータなどの処理能力が不足していて不可能だった。そこで急遽、考案されたのが「地形航法」である。
  43. ^ M-Vロケットは運搬する宇宙機の重量や軌道に応じて、細部をその都度、設計段階から最適に作り直すため、標準的なロケットを用いるのに比べると、物理的な効率は良いが経済的には非常に高コストになる。
  44. ^ 地上から宇宙へ運ばれた直後は、空気や水分のような周辺環境からの微細な異物が機体の内外表面に吸着しているため、それらが徐々に結合が外れて真空中に充分に拡散し切るまでは、日数単位で数えられるある程度の期間、極めて希薄なガスが機体を取り巻いている。このため、打ち上げ直後の動作確認は低電圧を扱う機器から行われた。
  45. ^ 最初に試験されたスラスタAは、予想通り規定の出力を得られず、6 - 7割の出力だった。スラスタAは地上試験でマイクロ波を送るケーブルを焼損していたが、発射スケジュールに合わせるためにケーブル特性の調整を行わずに搭載されたものだった。スラスタAは予備として通常の航行には用いないことが早くから決まった。
  46. ^ IESの動作試験は、はやぶさの主な目的の1つであり、出力をいかに安定させるかという知見を得ることが当初から求められていたのであって、この段階では、航行のために出力が自由に操作できないことは当初から予定されていた。3基の同時運転まで可能に作られていたが、1基でも100%の推力が得られればミッションを行うのに充分なだけの余裕があった。この動作試験の間は、毎日6 - 8時間ほどの通信可能な間に、はやぶさにIESの試験を行うよう指令を与えておいて、翌日に結果を得る繰り返しだった。運転条件を変えながら最適な値を求めて行ったが、日によっては異常を検知して自律的に推進を停止していることもあり、いつまでも推進力を加えない日が続くのは予定の加速を得られない恐れが高まってきた。
  47. ^ 太陽フレアそのものは10月から発生していたが、その最大の波が11月4日に、はやぶさの位置に到達した。
  48. ^ 世界初という点では、北緯30度から見える地球の映像も世界で初めてだった。EDVEGA途中の29万5,000メートル上空から撮影したものだったが、これまでこの位置を通る地球を撮影可能な衛星は存在しなかった。
  49. ^ x軸とy軸のリアクションホイールの故障原因は、おそらくアルミ箔であるメタルライナーが内部で剥がれて回転を阻害したと考えられた。
  50. ^ リアクションホイールが2基となっても、当初より2基での運用も想定されていたため支障は起きなかった。
  51. ^ この時すでに、本来の降下誘導で威力を発揮する予定だったレーザー測距機 LIDAR の活用はあまり期待されていなかった。リアクションホイールの実質的な喪失によってLIDARのビーム方向を精度良く維持できないと判断されていた。LIDAR誘導の代替案として、光学カメラによる画像データによって自律誘導させることが試され、この日は失敗した。
  52. ^ 3回ほどバウンドしたという情報もある。
  53. ^ 地球帰還後の2010年11月29日に弾丸発射失敗の原因がプログラムのミスだったことが正式に公表された。個々のプログラムにバグは無かったが、プログラムから別のプログラムにデータを受け渡す際の真偽の解釈が逆という、パラメータ設定の人為的なミスがあり、システム全体としては問題があった[48][49]
  54. ^ 結局このときの接地でわずかな試料が得られた。
  55. ^ 地球の管制室には、弾丸発射を含めた着陸シーケンスが全て正常に動作したことを示す「WCT」の表示があった。
  56. ^ z軸周りのスピン軸が太陽方向に対して傾くと太陽電池パネルの発電能力が低下する。
  57. ^ イオンエンジンのキセノンイオンによる推力が地上での1円玉1個の重さに相当するミリ・ニュートン単位であるのに対して、中和器から直接ガスを噴射するだけでは、マイクロ・ニュートン単位での1000分の1程の推力しか発生しないが、それでも必要なトルクが得られた。
  58. ^ 弾丸の発射は、姿勢軌道制御コンピュータ (AOCP) が弾丸発射に関する指示を担当し、データ処理コンピュータ (DHC) は安全確保のために発射機構をロックするよう分担してプログラムされていた。本来ならAOCPが発射指示を出し、DHCは弾丸発射後に再びロックを掛けるはずだったが、地球側でプログラムを確認するとAOCPが発射指示後にDHCが発射前にロックを掛けてしまうことが判った。弾丸は発射されなかったことがほぼ確実だった。
  59. ^ ただし、はやぶさの電源系統がリセットされていることや、着陸時にサンプラーホーンの温度が上昇していることなどから、弾丸が発射された可能性も残されているとした。
  60. ^ この時点では、z軸を地球にほぼ向けてz軸を中心に毎秒1度で自転していた。
  61. ^ はやぶさは受動的に安定するように設計されているので、2006年12月までに電力と通信が復旧できる可能性は60%、2007年春ならば70%と計算された。2007年春までイオンエンジンが使用可能であれば、地球帰還の可能性は高いとされた
  62. ^ この時、セーフホールドモードによるz軸周りに自転した機体は、z軸方向にして70度ほど傾き、毎秒7度で以前とは逆方向に回転していた。
  63. ^ 太陽電池パネルを常に太陽方向へ向けなければならないが、はやぶさも太陽を1年強ほどで公転しているためにz軸もそれに同期して向きを変えなければならない。RCSの推進剤が失われたため、1基のリアクション・ホイールと中和器からのキセノンガス噴射しか姿勢制御の手段を持たないが、ホイールはz軸方向でありキセノンガスは本来の推進力としても必要であった。概算によって軌道制御と姿勢制御を両方行うにはガスが不足する可能性があった。キセノンの消費量を減らすために太陽光の放射圧を用いる方法は、NECのエンジニア、白川健一が考案した。はやぶさを太陽に対して少し傾けることで、常にいびつな力を受け続け、そのわずかな力が公転に合わせてz軸の向きを変えてゆく。
  64. ^ これらの電池は損傷が激しく、カプセル格納作業以降は使用が期待されなかったので、無重力下での放電挙動を調べるために意図的に過放電状態にする実験が行なわれ、最終的に全数が使用不能となった。
  65. ^ スラスタBとDによる2基の同時運転を想定してイオンエンジンをテストしていたところ、スラスタBの中和器が電圧上昇を起こして停止したため、スラスタDの単独運転に変更された。
  66. ^ 巡航運転時のはやぶさは、ヨー軸・ピッチ軸については、唯一生き残ったZ軸のリアクションホイールと、本来、イオンエンジンの推力軸調整用であるジンバル機構を併用して姿勢制御を行い、ロール軸については太陽光圧を利用して姿勢制御を行っていた。
  67. ^ スラスタCはバックアップ用とされ、以降は基本的にA-Bが使われるようになる。夏以降の軌道計画見直しにより必要なデルタVは合計2,200m/sと若干増加していたが、この時点で残り200m/sあまり。
  68. ^ この時点では、まだ地球公転軌道の内側を通過する軌道にいた。地球突入速度を抑えるため、地球の自転方向と同じ向きに進入するように、地球公転軌道の外側を通るような軌道まで変換作業を継続。軌道変換中に一時的にも地球に衝突する軌道とならないように、通過軌道が地球の南極上空となるような経路が選択された。
  69. ^ 19時51分、はやぶさは再突入カプセルを切り離した。飛行時間が3年伸びたことにより、火工品などの劣化が心配されていたが、分離機構は正常に作動した。
  70. ^ 地球周回軌道を飛翔する物体の場合は約7.8km/sの速度
  71. ^ 惑星軌道からの高速な大気圏再突入は世界でもあまり前例がなく、スターダストの回収カプセル以来4年半ぶり2度目の成功となる。さらに、惑星軌道からの母船の再突入は世界初となった。
  72. ^ 今回の突入を航空機から観測することによって、宇宙機の超高速再突入時における熱保護システムの振る舞いを評価し、将来的に火星からのサンプルリターンのカプセルの研究に役立てるという。[87]
  73. ^ 回収後のカプセルのキュレーション作業もNASAと共同で実施している[88]
  74. ^ はやぶさにジェット推進研究所の開発した小型ローバーを搭載する計画やアメリカ国内にカプセルを着陸させる案もあったが、この2つは実現しなかった。
  75. ^ 打ち上げられた探査機が宇宙空間で物質を追加搭載して税関を経由せず外国に到着することは前例が無く、既存の法律では密輸行為になりかねない(前述の行為を迂闊に認めると、一旦宇宙に物質をプールしておいて、宇宙空間で物質を搭載して外国に着陸すると税関を経由しないでも輸入が可能になる)。このため、ISAS側では法的手続きにおいて、新規解釈を次々とひねり出す必要に迫られた[92]
  76. ^ 施設内では輸送用免震箱からカプセルを取り出し、傷が付いていないことが確認された。カプセル表面に、打ち上げ前の2003年3月18日という日付と、カプセル開発などに携わった20人の名前が書かれた名刺大の紙が張られているのが見つかった[93]。名前ははっきり読める状態で、大気圏突入時、紙が劣化するほどの熱が加わらずに落下したと推定された[93]
  77. ^ この段階では、直径1mm以上の目立った粒子の存在は確認されなかった[94]
  78. ^ 当初は「イトカワで採取した物質の表面から発生した可能性」「地球帰還後、大気が混入した可能性」「はやぶさ内部の樹脂や金属などから発生した可能性」などが考えられた[95][96]
  79. ^ 他のミッション(写真)はロバート・ゴダードのロケット打ち上げ実験(同)、ボストークユーリイ・ガガーリン)、アポロ(月の足跡・月面に立つ宇宙飛行士)、ヴォイジャー(土星の輪)、国際宇宙ステーション(同)、マーズ・エクスプロレーション・ローバー(同)
  80. ^ 当初から小惑星探査を最終目標として設計された探査機という意味では、1994年に月探査を兼ねた小惑星探査機クレメンタインが先に打ち上げられている。ただしこちらは小惑星へ向かう途中で故障しており、月探査のみに終わっている。
  81. ^ 日刊サイゾー』によれば、東映・東宝・松竹・角川の日本国界4大映画配給会社と、独立系、洋画配給会社など[179]

出典

  1. ^ 川口淳一郎 (2006年5月31日). “「はやぶさ」プロジェクトが、Space Pioneer Award を受賞”. ISAS/JAXA. 2014年1月13日閲覧。
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