ミッドシップウイング

大車林

ミッドシップウイング

英語 midship wing

リヤカウル上に設けられた翼。リヤカウル上は、空気の流れが悪く通常は翼を設けない場所だが、空カ付加物を設ける空間を厳しく規制する現代の車両規則のなか、たまたまこの部分に空間的余裕があったため、それに着目したチームが少しでもダウンフォースを得ようとミッドシップウイングを用いるようになった。1995年のマクラーレンが最初。その後、リヤウイングからステーを前方に伸ばした形状のミッドシップウイングも考案され、モナコなどの低速、高ダウンフォース要求型のサーキットで用いられた。

※「大車林」の内容は、発行日である2004年時点の情報となっております。