ミズガルズ蛇とは? わかりやすく解説

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ヨルムンガンド

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出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/02/24 08:47 UTC 版)

ヨルムンガンド[1]古ノルド語: Jörmungandr)は、北欧神話に登場する毒を持つ大蛇の幻獣。その名は「大いなるガンド(精霊)」[2]を意味する。ロキが巨人アングルボザとの間にもうけた[3]、またはその心臓を食べて産んだ3体(フェンリル・ヨルムンガンド・ヘル)のうちの1体。日本語訳では、ユルムンガンドイオルムンガンドル[4]などがみられる。他の呼称としては、ミドガルズオルム古ノルド語: Miðgarðsormur。綴りは他にMidgardsormrも)、ミズガルズの大蛇[5]ミッドガルド大蛇[6]ミッドガルド蛇[7]世界蛇[8]などがある。


  1. ^ 『エッダ 古代北欧歌謡集』248頁などでみられる表記。
  2. ^ Tolley 1995, p. 68.
  3. ^ 『エッダ 古代北欧歌謡集』248頁。
  4. ^ 『北欧の神話伝説(II)』(松村武雄編、名著普及会〈世界神話伝説大系30〉、1980年改訂版、ISBN 978-4-89551-280-0)などにみられる表記。
  5. ^ 『エッダ 古代北欧歌謡集』268頁などにみられる表記。
  6. ^ 『アスガルドの秘密 北欧神話冒険紀行』(ヴァルター・ハンゼン著、小林俊明・金井英一訳、東海大学出版会、2004年、ISBN 978-4-486-01640-3)などにみられる表記。
  7. ^ 『北欧の神話 神々と巨人のたたかい』(山室静著、筑摩書房〈世界の神話 8〉、1982年、ISBN 978-4-480-32908-0)などにみられる表記。
  8. ^ 『虚空の神々』207頁などにみられる表記。
  9. ^ 『エッダ 古代北欧歌謡集』248-249頁。
  10. ^ 『エッダ 古代北欧歌謡集』77-78頁。
  11. ^ 『エッダ 古代北欧歌謡集』268-269頁。
  12. ^ 『エッダ 古代北欧歌謡集』266頁。
  13. ^ 『エッダ 古代北欧歌謡集』275頁。
  14. ^ 『エッダ 古代北欧歌謡集』276頁。
  15. ^ 『エッダ 古代北欧歌謡集』14頁。


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