マルチリード型ドライブとは? わかりやすく解説

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マルチリード型ドライブ

読み方マルチリードがたドライブ
【英】multiread drive

マルチリード型ドライブとは、CD-ROMドライブDVD-ROMドライブなどの中でもCD-RCD-RWなどメディア読み出せるもののことである。

CDDVDなど記憶装置光学ドライブ呼ばれディスク面にレーザー光反射させて反射光信号読み取るといった基本原理をもつ。CD-ROMCD-R音楽用CDであるCD-DAなどは、ディスク面の反射率がおよそ70程度で、従来CD-ROMドライブはこの反射率前提読み取りヘッド設計されていた。けれどもCD-RWになると反射率20%程度大幅に下がる。そこで、オートゲインコントロールAGC)と呼ばれる回路によって弱い反射光増幅し読み取れるようにしたのが、マルチリード型のCD-ROMドライブとなる。DVDドライブ場合にも原理は同じである。

最近パソコン用CD-ROMドライブDVD-ROMドライブは、ほとんどがマルチリード型である。パソコン光学ドライブ中でも、特にCD-R/CD-RWへの書き込みDVD-ROM読み込みに対応可能であるドライブのことは、コンボドライブと呼ばれるDVDドライブについて、DVD-R/DVD+R/DVD-RW/DVD+RW/DVD-RAMの5種類規格対応するものは、特にスーパーマルチドライブ呼ばれる場合もある。

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