マルチバルブとは? わかりやすく解説

マルチバルブ

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/11/12 05:45 UTC 版)

マルチバルブ英語: Multi-valve)は、4ストロークエンジン動弁機構において、1気筒あたりに3個以上のポペットバルブを用いるものを指す。近年の自動車用エンジンでは、吸気および排気にバルブを2個ずつ設けた4バルブ形式が主流となっている。


  1. ^ これは現在の(レース用含む)自動車用で一般的なシリンダあたり1プラグの場合の話であり、2プラグの場合には違ってくる。
  2. ^ 実際にはペントルーフ型。
  3. ^ 例外として、ホンダ・NRの8バルブが存在する。5バルブについては、吸気を3バルブ、排気を2バルブとしたものが主流であるが、少数ながら排気を3バルブとしたものも存在する。
  4. ^ i-DSIを参照。
  5. ^ その後FIAのレギュレーションによって規制され、楕円ピストンは各種競技から事実上締め出されている。
  6. ^ ニューマチック機構を用いずにV型4気筒1,000ccで20,000rpmを達成し、ホンダ・NRに肉迫した。
  7. ^ ケニー・ロバーツ平忠彦コンビは、一度も首位を譲ることなく独走したが、レース終了30分前で故障によりリタイヤした。
  8. ^ マセラティは同時期に吸排気弁共3つの6バルブエンジンを試作している。
  9. ^ レギュレーションによる3Lへの縮小に伴い、適合ボア径を外れるため廃止。


「マルチバルブ」の続きの解説一覧

マルチバルブ

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/02/12 04:59 UTC 版)

DOHC」の記事における「マルチバルブ」の解説

4ストロークエンジンにおいて、1つシリンダー3つ上のバルブを持つことをいい、そのエンジンのことをマルチバルブエンジンという。一部SOHCOHVOHV場合一部オートバイあるいは産業用農業機械用を含む一部ディーゼルエンジン)のマルチバルブエンジンが存在するものの、DOHCの方が普通であり、前述プジョー最初DOHCエンジン同時に最初のマルチバルブエンジンでもあった。両者密接な関係にある。 詳細は「マルチバルブ」を参照

※この「マルチバルブ」の解説は、「DOHC」の解説の一部です。
「マルチバルブ」を含む「DOHC」の記事については、「DOHC」の概要を参照ください。

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