マルチバリュー
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/11/27 06:07 UTC 版)
マルチバリューは、NoSQLの一種で多次元のデータベースである。もともとはPick Operating Systemとして開発されたデータベースで、PICKの同義語と捉えられている。 マルチバリューの商用データベース製品は、ロケット・ソフトウェア、Zumasys、Revelation、Ladybridge、InterSystems、Northgate Information Solutions、ONgroupやその他の会社から提供されている。これらのデータベースは、すべての属性が一つの値のみを持つのではなく、値のリストを持てる属性をサポートしているという点において、関係データベースとは異なる。データモデルは実際には関係モデルよりも前からあるが、ポスト・関係データベースの一種としてMUMPSに分類される。SQLのデータベース管理システムツールと違って、ほとんどのマルチバリュー・データベースは、SQLを使ってあるいはSQLを使わずにアクセスできる。
- ^ a b Nelson, Don (1965年). “General Information Retrieval Language and System (GIRLS)”. 2016年3月8日閲覧。
- ^ “Historical”. Microdata Alumni. 2016年3月8日閲覧。
- ^ “NPS Reality”. Northgate Public Services. 2016年3月8日閲覧。
- ^ “MultiValue Symbol”. 2016年3月8日閲覧。
- ^ “MultiValue Family Tree”. zumasys (2002年). 2016年3月8日閲覧。
- ^ “MultiValue Family Tree”. zumasys (2015年). 2016年3月8日閲覧。
- ^ “Post-Relational Database Reference”. 2016年3月8日閲覧。
- 1 マルチバリューとは
- 2 マルチバリューの概要
- 3 マルチバリュー DataBASIC
- マルチバリューのページへのリンク