マリー・ド・フランスとは?

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マリー・ド・フランス

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2008/11/08 12:53 UTC 版)

マリー・ド・フランス
誕生 本名不明
12世紀
イル=ド=フランス地域圏
死没 不明
職業 詩人
国籍 フランス
活動期間 中世
ジャンル レー、寓話、聖人伝
代表作 マリー・ド・フランスのレー
  
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マリー・ド・フランスMarie de France)は、12世紀後半にイングランドで活動したフランス生まれの詩人。彼女の初期の人生はよくわかっていない。マリーは古フランス語で書いたが、アングロノルマン語で筆写されたため、マリーの作品の写本のほとんどはアングロノルマン語の特徴を有している。マリーはまたいくつかのラテン文学の翻訳もした。

マリーの本名は謎である。「マリー・ド・フランス」と呼ばれるようになったのは、出版した本に書かれてあった、「Marie ai nun, si sui de France(私の名はマリーで、フランスの出身です)」という1行に由来する。その正体について、いくつかの名前が挙がっている。シャフツベリー(en:Shaftesbury)尼僧院長でヘンリー2世の異母姉妹のマリー(メアリー)、レディング尼僧院長のマリー、ブローニュ女伯マリー(en:Marie of Boulogne)、バーキング尼僧院長のマリー[1]、そしてヒュー・タルボットの妻マリー・ド・ムーランである[2][3][4]

4つの作品がマリー・ド・フランスのものとわかっている。

研究家たちはマリーの作品の製作年は、最も早いもので1160年頃、最も遅いもので1215年頃の間だとしていて、4つの作品が書かれたのは1170年頃から1205年までの間だろうとされている。作品の1つの『レー』は「高貴なる王」と「ウィリアム伯」に捧げられている。「王」とはヘンリー2世か、その長男「若ヘンリー王」のどちらかだろうと考えられている。問題は「ウィリアム伯」だが、ウィリアム・ド・マンデヴィル(en:William de Mandeville, 3rd Earl of Essex)、ウィリアム・マーシャルではないかと思われる。

マリー・ド・フランスはヘンリー2世とその王妃アリエノール・ダキテーヌの宮廷のメンバーだったと推測されている。1816年、イギリスの詩人マティルダ・ベサム=エドワーズ(en:Matilda Betham-Edwards)は、8音節の語の二行連で書いた『The Lay of Marie(マリーのレー)』の中で、マリー・ド・フランスに関する長い詩を書いた。


脚注

  1. ^ Rossi, Carla (2007). Marie, ki en sun tens pas ne s'oblie; Maria di Francia: la Storia oltre l'enigma. Rome: Bagatto Libri.
  2. ^ Holmes, Urban T. (1932), "New thoughts on Marie de France", Studies in Philology 29: 1-10
  3. ^ Grillo, Peter R. (1988), "Was Marie de France the Daughter of Waleran II, Count of Meulan?", Medium Aevum 57: 269-273
  4. ^ Pontfarcy, Yolande de (1995), "Si Marie de France était Marie de Meulan", Cahiers de Civilisation Medievale (Xe-XIIe Siecles) 38: 353-61

関連項目

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ウィキソースマリー・ド・フランス(フランス語)の原文があります。




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