マズヤド朝
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2018/04/08 08:44 UTC 版)
マズヤド朝(マズヤドちょう)は、ヒッラを首都としたアラブ系シーア派イスラム王朝。王家は北アラブ系のアサド族に属する。デュバイス1世、同2世が中心となったのでデュバイス朝とも呼ばれる。バサーシーリーの乱やアッバース朝のムスタルシドの対セルジューク朝戦争などにも関わった。イラク中央部に勢力を持ち、十字軍のラテン語資料では「アラブの王」と呼ばれるほどの強勢であったが、12世紀半ばにアッバース朝の攻撃を受け、ヒッラを逐われて王朝の中央イラク支配は途絶えた。
- 1 マズヤド朝とは
- 2 マズヤド朝の概要
- マズヤド朝のページへのリンク