マイクロマシン

デジタル大辞泉

マイクロマシン【micromachine】

読み方：まいくろましん

超小型の部品から構成される機械装置。大きさの厳密な定義はないが、数マイクロメートルから数ミリメートル程度のものを指す。半導体集積回路の微細加工技術を応用し、MEMSとよばれる超小型のモーターや駆動装置を作成し、血管の中に入って治療活動をするという試みがある。マイクロロボット。→ナノマシン

IT用語辞典バイナリ

マイクロマシン

【英】Micro machine

マイクロマシンとは、構成部品のサイズが数ミリメートル以下であるような微小なシステムのこと、あるいは、それらから構成される機能要素のことである。

マイクロマシンの特徴としては、省資源であること、省スペースであること、省エネルギーであること、などが挙げられる。スケールとしてはミリメートル単位からナノメートル単位までがマイクロマシンに含まれる。そのため、特にナノマシンと呼ばれる分子機械などもマイクロマシンと形容される場合がある。マイクロマシンを実現するための研究開発は、そのアプローチ手法によって、半導体プロセスを用いた微小電気機械システム（MEMS）、または現在の機械技術の微小化、に大別される。

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マイクロマシン

出典: フリー百科事典『ウィキペディア（Wikipedia）』 (2022/10/07 06:30 UTC 版)

マイクロマシンとは、超小型機械のこと。大きさの定義はまちまちであるが、mmオーダーからμmオーダーの機械構造をいう。