マイクロチップとは? わかりやすく解説

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マイクロチップ【microchip】

読み方:まいくろちっぷ

ひとまとまり集積回路を、小型シリコン単結晶基板の上構成したもの。

「マイクロチップ」に似た言葉

集積回路

(マイクロチップ から転送)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/03/07 13:53 UTC 版)

集積回路(しゅうせきかいろ、: integrated circuit, IC)は、半導体の表面に、微細かつ複雑な電子回路を形成した上で封入した電子部品である。


注釈

  1. ^ 専門的には「ダイ」とも呼ぶ。
  2. ^ 個別の部品を集積した「ハイブリッド集積回路」なども含める場合もあるが、ここではそちらへの言及は割愛する。
  3. ^ 多くの場合、端子とその間隔のために必要な大きさが、パッケージサイズの要因となっている。
  4. ^ 1980年代に商用化しようとした例もあったが、歩留の制約を越えられずに失敗している。WSIの実用化の優先度は高くない。(トリロジー・システムズ英語版の記事などで見られる)

出典

  1. ^ a b c 1960年代初 国産ICのスタート, http://www.shmj.or.jp/museum2010/exhibi719.htm 
  2. ^ 城阪俊吉、私とハイブリッドマイクロエレクトロニクスの出会い -戦後40年のやきもの 『HYBRIDS.』 1988年 4巻 1号 p.2-20, doi:10.5104/jiep1985.4.2
  3. ^ 米誌に触発された電試グループ, http://www.shmj.or.jp/shimura/ssis_shimura2_06.htm 
  4. ^ 固体回路の一試作 昭和36(1961)年4月8日 電気四学会連合大会, http://www.shmj.or.jp/shimura/shimura_J_L/shimura2_06_3L.jpg 
  5. ^ 東大グループは「固態型論理回路」, http://www.shmj.or.jp:80/shimura/ssis_shimura2_07.htm  半導体産業人協会 日本半導体歴史館 志村資料室 第II部
  6. ^ The Bipolar Digital Integrated Circuits Data Book, 日本テキサスインスツルメンツ 
  7. ^ 原題: Introduction to VLSI Systems
  8. ^ Kim, Dae-Hyeong; Ahn, Jong-Hyun; Choi, Won Mook; Kim, Hoon-Sik; Kim, Tae-Ho; Song, Jizhou; Huang, Yonggang Y.; Liu, Zhuangjian et al. (2008-04-25). “Stretchable and Foldable Silicon Integrated Circuits” (英語). Science 320 (5875): 507–511. doi:10.1126/science.1154367. ISSN 0036-8075. https://www.science.org/doi/10.1126/science.1154367. 
  9. ^ 福田哲生著 『はじめての半導体シリコン』工業調査会 2006年9月15日初版第1刷発行 ISBN 4769312547
  10. ^ 株式会社インプレス (2020年1月23日). “TSMC、5nmプロセス「N5」を2020年上半期に立ち上げ 〜6 nmは予定通り年内量産開始の見込み”. PC Watch. 2021年4月8日閲覧。
  11. ^ 株式会社インプレス (2021年1月18日). “TSMC、3 nmプロセスのリスク生産を2021年内にも開始”. PC Watch. 2021年4月8日閲覧。
  12. ^ 株式会社インプレス (2019年5月16日). “Samsung、3 nmプロセスで独自のGAAFET構造「MBCFET」採用へ ~6nmは年内、5nmを2020年より量産開始”. PC Watch. 2021年4月8日閲覧。
  13. ^ 株式会社インプレス (2020年1月30日). “【福田昭のセミコン業界最前線】 2020年も半導体はおもしろい(前編)”. PC Watch. 2021年4月8日閲覧。
  14. ^ 日経エレクトロニクス 2007年11月5日号「激安DRAMを活かす」 p.63
  15. ^ 株式会社インプレス (2020年3月26日). “Samsung、業界初のEUV採用DRAMモジュールの出荷開始”. PC Watch. 2021年4月8日閲覧。
  16. ^ 笠原一輝のユビキタス情報局ː Intel、第10世代Core発表。10nmプロセスで、L1が1.5倍、L2は倍増に”. 2021年4月26日閲覧。 “初期の計画では2017年末の出荷だったが、Kaby Lakeの微細化製品として計画されてきた同じ10nm採用のCannon Lakeがうまく立ち上がらず、結果的に事実上のスキップ(実際にはGPUなし版が細々と出荷されている)になり、2019年にずれ込んでしまうというかたちになってしまった。”
  17. ^ 笠原一輝のユビキタス情報局ː Intel、2023年の製品計画プランを延期。ゲルシンガー氏の新体制で強いIntelへの回帰なるか”. 2021/04.26閲覧。 “Intelの次の製造技術であり、TSMCの5 nmと同程度の性能を持っているとされる7 nmの製造計画は2022年に開始され、量産は2023年になると見られている。”
  18. ^ インテルCPUロードマップ 2016年中に10nmプロセスを量産、7nmは2019年 ASCIIデジタル2016年04月18日
  19. ^ ついに“ひと桁”、7 nmプロセス開発へ加速 EE Times Japan Weekly 2016年03月28日
  20. ^ “Broadwell-EP”こと「Xeon E5-2600 v4」が販売開始 ASCII 2016年04月01日
  21. ^ ASCII. “アップル異例の「順番入れ替わり」、それでも「プロセッサー自前開発」で強みを見せる (1/2)”. ASCII.jp. 2021年4月8日閲覧。
  22. ^ New nano logic devices for the 2020 time frames
  23. ^ マイクロ分光素子を用いたイメージセンサの高感度化技術を開発 Panasonic Newsroom プレスリリース 2013年2月4日



マイクロチップ

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2017/12/22 09:42 UTC 版)

馬のマーキング」の記事における「マイクロチップ」の解説

JRA日本軽種馬登録協会地方競馬全国協会では2007年より個体識別のためのマイクロチップ導入行っている。イギリス・アイルランドでは既に1999年ら行われており、アサクサデンエンコンゴウリキシオーはマイクロチップが埋め込まれた状態で輸入された。15固有のデータ書き込まれ直径2mm、長さ14.6mmのICチップ体内埋め込む専用読み取り機で内容読み取ることが出来る。安全性高く改ざん不可能なことから高い信頼性実現している。マイクロチップ導入による個体識別は、血統審査の際、競走馬の登録、種付けの際、セリ市場、競馬場への入厩競馬当日装鞍所入った際など様々なケース利用される国産馬ではディープインパクトがマイクロチップ導入第一となった

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マイクロチップ (ウマ用)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/11/23 04:13 UTC 版)

マイクロチップ (動物用)」の記事における「マイクロチップ (ウマ用)」の解説

日本競走馬管理するジャパン・スタッドブック・インターナショナルの、血統登録繁殖登録の審査項目にマイクロチップの審査がある。日本におけるマイクロチップ番号15で、392国番号)、11動物番号)、2チップ代理店)に続いて個体番号8が並ぶ。 同団体は、日本中央競馬会地方競馬全国協会助成受けて内国産の馬に、馬用に承認されたマイクロチップを埋め込む競走馬マイクロチップ埋込推進事業」を行っており、2019年1月から2021年12月までの3年間、1頭2800円の助成金出している。 日本では2007年に有まれた個体産駒)から、国内競馬出走するために埋め込み義務付けられた。日本産駒最初に埋め込まれたのは、2006年フランス凱旋門賞出走ディープインパクトと、帯同馬ピカレスクコート

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マイクロチップ (ヒト用)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/11/23 04:13 UTC 版)

マイクロチップ (動物用)」の記事における「マイクロチップ (ヒト用)」の解説

詳細は「マイクロチップ (ヒト用) 」を参照 「:en:Microchip implant (human) 」を参照 ヒト用のマイクロチップ(マイクロチップ・インプラント)は、個人認証用、医療記録へのアクセス建物セキュリティ用途など実用化始まっている。2002年には、人間体内埋め込むマイクロチップ「VeriChip」が米国論争呼んでいることが、日本でも報道された。

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