ポリュビオスとは? わかりやすく解説

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ポリュビオス

名前 Polybios

ポリュビオス

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/10/29 08:32 UTC 版)

ポリュビオスギリシア語: Πολύβιος, Polybius, 紀元前204年? - 紀元前125年?)は、古代ギリシアメガロポリス生まれの歴史家である。第三次マケドニア戦争ピュドナの戦いの後、人質としてローマに送られたものの、スキピオ・アエミリアヌスの庇護を受けた。




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ポリュビオス

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/11 10:50 UTC 版)

民主主義」の記事における「ポリュビオス」の解説

ポリュビオスは『歴史』執筆しローマ短期間覇権確立した理由分析した王政・貴族政民主政は、長く続くと腐敗制度老朽化によりそれぞれ僭主政寡頭政衆愚政堕落し僭主政貴族により打倒され衆愚政独裁者招き寄せるため、この六政体永遠に循環する政体循環論)。しかしローマ人は、単一原理に基づく限りいかなる国制衰えると考え執政官元老院民会の三機関それぞれ王政要素貴族政要素民主政要素を担わせた政治体制構築することで政治安定実現した、と考えたアリストテレス富者貧者均衡重視して寡頭政民主政混合させた国制ポリテイア)を構想したが、ポリュビオスは諸機関均衡強調した。この混合政体論(権力分立論)は以後政治論重要なモデルとなった

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ポリュビオス

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/09/01 15:38 UTC 版)

混合政体」の記事における「ポリュビオス」の解説

古代ギリシャ歴史家ポリュビオスは、著書『歴史』において、共和政ローマ執政官元老院民会から成る混合政体を、国制安定させ、政体循環論的な事態陥るのを防いでいるとして評価している。ただ、ポリュビオスはある時は貴族が、ある時は元老院実権握っているとしており、自身表現正しくローマ政体表しているのかどうか確信持てていないのではないかとも指摘されている

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ポリュビオス

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2019/07/03 22:54 UTC 版)

政体循環論」の記事における「ポリュビオス」の解説

ポリュビオスは、著書『歴史』において、政体を以下のように6分類し、この順番通り政体転落堕落して滅び、また1から始まって繰り返すという政体循環論主張している。この循環アナキュクロシス(希: ἀνακύκλωσις, anakyklosis)と言う。 「王制」(バシレイア) 「専制」(テュランニス) 「貴族制」(アリストクラティア) 「寡頭制」(オリガルキア) 「民主制」(デモクラティア) 「衆愚制」(オクロクラティア) 良性悪性単独者支配1. 王制 2. 専制 少数者支配3. 貴族制 4. 寡頭制 多数支配5. 民主制 6. 衆愚制 また、共和制ローマ執政官元老院民会から成る混合政体を、政体安定させ、循環論流れ陥るのを抑止しているとして評価している。

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