ボリス・パステルナークとは? わかりやすく解説

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パステルナーク【Boris Leonidovich Pasternak】

読み方:ぱすてるなーく

18901960ソ連詩人・小説家象徴主義的な詩集の中の双生児」で文名確立唯一の長編小説ドクトルジバゴ」により、1958年ノーベル文学賞授与決定されたが、政治的圧力によって辞退


ボリス・パステルナーク

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/01/01 06:05 UTC 版)

ボリス・レオニードヴィチ・パステルナークロシア語: Бори́с Леони́дович Пастерна́к, ラテン文字転写: Boris Leonidovich Pasternak [pəstɛrˈnak][注釈 1], 1890年2月10日[注釈 2] - 1960年5月30日[1])は、ロシアおよびソ連詩人小説家、文学翻訳者、作曲家。詩集『我が妹 人生』はロシア語で出版された文学作品で最も影響力を持つ作品の一つである。また、ゲーテシラーペドロ・カルデロン・デ・ラ・バルカウィリアム・シェイクスピアの作品のロシア語訳は、長年にわたってロシアの民衆に支持されている。


  1. ^ Пастернакのеは硬音でэのように発音する。
  2. ^ 当時ロシアで用いられていたユリウス暦では1月29日。
  3. ^ アセーエフが序文を書いた。
  4. ^ イーダは後に貧困の中で死んだとされる[11]
  5. ^ 1945年9月にパステルナークと対話を交わしたアイザイア・バーリンは、パステルナークは愛国者であり、夏を過ごすペレデルキノの村が偉大なスラヴ主義者ユーリー・サマーリンの領地の一部であることを喜んでいた、と回想している[13]
  1. ^ ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説”. コトバンク. 2018年2月17日閲覧。
  2. ^ Boris Leonidovich Pasternak Biography
  3. ^ Pasternak (1959) p 25
  4. ^ a b Pasternak (1959) pp 27-28.
  5. ^ Ivinskaya (1978), page xvi.
  6. ^ Pasternak (1967)
  7. ^ a b c 「詩人紹介 パステルナーク、ボリス」亀山郁夫・大石雅彦編『ロシア・アヴァンギャルド5 ポエジア―言葉の復活』国書刊行会、1995年 p.381
  8. ^ ピアノ・ソナタの楽譜 - 国際楽譜ライブラリープロジェクト
  9. ^ トルストイのワルツ〜ロシア文豪の音楽
  10. ^ Ivinskaya (1978) p395.
  11. ^ Ivinskaya (1978) p13.
  12. ^ 宇佐美森吉「自我未来派連合 解説」亀山郁夫・大石雅彦編『ロシア・アヴァンギャルド5 ポエジア―言葉の復活』国書刊行会、1995年 p.156
  13. ^ I・バーリン『バーリン選集2 時代と回想』岩波書店社、1983年、P.198頁。 
  14. ^ Nomination Database The Nomination Database for the Nobel Prize in Literature, 1901-1950
  15. ^ 登録情報「曲目リスト」 - Amazon.co.jp
  16. ^ Hostage of Eternity: Boris Pasternak Archived 2006年9月27日, at the Wayback Machine. (Hoover Institution)
  17. ^ Conference set on Doctor Zhivago writer (Stanford Report, 28 April 2004)
  18. ^ a b c d Ivinskaya (1978), pp 323-326
  19. ^ Ivinskaya (1978), page 332.
  20. ^ Pasternak, Boris (1983). Pasternak: Selected Poems. trans. Jon Stallworthy and Peter France. Penguin. ISBN 0-14-042245-5 


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