ホンダ・CBX750とは?

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ホンダ・CBX750

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2009/05/15 13:49 UTC 版)

ホンダ・CBX750(シービーエックスななひゃくごじゅう)は、本田技研工業が生産・販売していた総排気量750ccのオートバイの車種名。シリーズ車種として数種類が用意されていたが、現在ではいずれも生産を終了している。

目次

CBX750F

CBX750F

CBX750Fは、CBX750シリーズの最初の機種として1983年12月より販売が開始された。外観ではデュアル(2灯式)ヘッドライトとハーフフェアリングを採用。全アルミ製コムスターホイールは前輪16インチ、後輪18インチ、またタイヤはチューブレス式を採用。コンピュータ解析により開発されたダブルクレードルフレームに搭載されるエンジンは、新たに開発した空冷DOHC4バルブ直列4気筒の「RC17E」型で、最高出力は77psを発揮していた。またクラッチには油圧式を採用。ワイヤー式のクラッチではどうしても必要な遊び調節を不要とした。さらには急激なシフトダウンによる車体の不安定化を低減するため、バックトルクリミッターも搭載されていた。 900ccベースのCB750Fと比べると、一回りコンパクトで、パワフルで、非常に扱い易いオートバイであったが、丁度デザイン的に過渡期にあり、それ故にあまり人気の出ることは無かった。 RSC(現HRC)からリリースされていたレースキットパーツの中にモリワキ製マフラーが含まれていた。

CBX750ホライゾン

米国輸出向けのCB700SC(ライト、カウル、タンク等の形はCBX750ホライゾンと同じ)
中東輸出向け白バイ仕様のCBX750(ライト、カウル、タンク等の形はCBX750ホライゾンと同じ)

CBX750ホライゾン (Horizon) は長距離ツーリングを主な目的として開発された車種で、1984年3月より販売が開始された。外観ではスリムな角型の燃料タンクと角型ヘッドライトを覆うビキニカウル、またフロント18インチ、リア16インチのキャストホイールが特徴。駆動方式にはチェーンではなくシャフトドライブを採用し、メンテナンスフリー化を図っていた。

また750ccとしては比較的コンパクトな車体と低いシート高、楽なライディングポジションであったため当時の限定解除審査の試験車両(この頃、ヤマハFZX750もともに使用されている)や、白バイ(型式名CBX750P、外見上の大きな違いはビキニカウルの廃止)として採用されることも多かった。

従来のCB750ナイトホーク(当時はカスタムエクスクルーシブの輸出仕様車)・CB650LC・CB400LCといった車種の後継車と言えるが、このシリーズは日本で人気が出ることは無かった。しかし1988年春、CBX750ホライゾンが750ccクラスの月間販売台数トップに躍り出た。当時は750ccクラスでもGSX-Rなどのレーサーレプリカモデルが人気の中で、誰もが頭をひねる珍事であった。理由は上記の限定解除審査の試験車、もしくは白バイ用に採用されたからで、一般には殆ど出回っていない様である。そんな理由から、翌月は月間販売台数のリストから姿を消した。その後、もう一度だけ月間販売台数トップに躍り出たことがあり、俗に「ホライゾンの怪」と言われた事件?であるが、それ以降は中古車価格が上昇した。国内台数が少ない上、限定解除で多くの受験者が、その乗り易さを体験したからであろう。[要出典]

CBX750Fボルドール

CBX750Fボルドール (BOLD'OR) は、1985年5月より販売が開始された。CBX750Fをベースに大型のフルフェアリングを採用し、風防効果の向上とともに、よりスポーティーな外観を演出していた。

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