ホルスタインとは? わかりやすく解説

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ホルスタイン【(ドイツ)Holstein】

読み方:ほるすたいん

家畜の牛の一品種。オランダフリースラント地方およびドイツホルシュタイン地方原産乳牛毛色白と黒の斑。乳量が多い。日本で最も多く飼育。

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「ホルスタイン」に似た言葉

ホルスタイン


白と黒模様おなじみのホルスタイン。日本乳牛といえばだれもがこのホルスタインを連想することでしょうその歴史をたどると、約200年上前に、ドイツからオランダにわたった移民連れていった牛が基になっているといわれています。
その後長い歴史の中で世界各国ひろがりさまざまな品種改良が行われました。たとえばヨーロッパのホルスタインは中型で乳肉兼用種としての特徴示していますが、アメリカカナダで乳専用種として改良されたものは大型乳用種特徴であるくさび型の体型をしています。日本のホルスタインもこの系列属してます。
体格は、大型やせ型乳房発達してます。性格もおだやかで、酪農家にとっては管理しやすい牛だといえるでしょうまた、寒さにも強く寒冷地でも高い泌乳能力発揮します。しかし一方暑さには弱く30度を超すような暑さでは泌乳量が減少する傾向あるようです。
ホルスタインの血統サラブレッドのように登録されています。ですから、父母祖父母がどんな牛だったのかを正確に知ることができるのです。乳量多く優れた乳質の牛を生産するために、どんな組み合わせ交配良いのか。その判断材料になるのが、登録のデータというわけです。現在、日本ホルスタイン登録協会登録されているのはおよそ700頭。これは日本本格的に始まった大正7年からの貴重な財産です。中には20代前までさかのぼることのできる乳牛もいるというから、驚きです。出典:「酪農大百科


ホルスタイン



<ミルククラブ情報誌'2000 SPRING vol.35より>

ホルスタイン

名前 Holstein; Holstine

ホルスタイン

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/11/18 00:25 UTC 版)

ホルスタイン(Holstein)、またはホルスタイン・フリーシアン(Holstein Friesian cattle)は、ウシの品種のひとつで、名前はドイツシュレースヴィヒ=ホルシュタイン州にちなむ。日本では主に乳牛としてのイメージが強いが、欧州では肉乳両方を目的として飼育されている。


注釈

  1. ^ オランダは干拓により面積を広げてきたので、当時のライン川河口はロッテルダムよりも、はるかに内陸部にあった。

出典

  1. ^ Tallest cow ever - Guinness World Records
  2. ^ Pictured: The giant 6ft cow that is as big as a small elephant - Daily Mail Online. bullockは去勢牛の意
  3. ^ Chilli, the world's largest bull - Oddity Central. 原文の1.25tを日本で使われている単位に換算
  4. ^ 生活協同組合コープみえ"産直牛(加茂牛)"(2012年1月7日閲覧。)
  5. ^ 十勝若牛®の早期肥育技術とは - JA十勝清水町ネットショップ
  6. ^ とかち鹿追牛(肉牛) - 十勝の食卓


「ホルスタイン」の続きの解説一覧

ホルスタイン

出典:『Wiktionary』 (2021/08/21 05:16 UTC 版)

名詞

ホルスタイン

  1. ウシ家畜品種。別名、ホルスタイン・フーリシアン。

翻訳


「ホルスタイン」の例文・使い方・用例・文例

  • ホルスタインという牛
  • ホルスタイン牛のように白黒である。
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