ホテルウーマンとは? わかりやすく解説

ホテルウーマン

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/03/06 07:50 UTC 版)

女の企業サスペンス・ホテルウーマン』(Hotel Woman)は、関西テレビが制作し、フジテレビ系列1991年10月7日から12月23日まで放送された山崎洋子原作のテレビドラマ。

放送時間は月曜22:00 - 22:54 (JST)。当時の月10ドラマは1クールごとにタイトルを付けながらも原則1回完結(オムニバス形式)のサスペンスシリーズを放送していたが、この作品では初めての試みとして1クールを通した連続物という形で放送した。

続編として翌1992年9月28日に『ホテルウーマンスペシャル 神尾柊子のとても長い一日』と1994年1月1日に『華麗なる別れ!ホテルウーマン'94 執念の出産!宿命女の闘い』が放送された。

あらすじ

神尾柊子はニューヨーク留学中のある日、恋人の白坂からの電話にただならぬ気配を感じる。急いで駆けつけるが間に合わず、白坂は自殺してしまう。その直後に柊子は白坂の子を身ごもっている事に気付く。柊子は未婚の母として生きる決心をすると同時にホテルウーマンを目指し、ホテルの採用試験を受ける。一方、白坂の妻の火奈子は夫が生前に柊子と交際していた事を知り、彼女に強い憎しみを持つ。

キャスト

主人公

白坂と交際していたが死別。その後はニューヨークで経営管理士の資格を取得し、帰国後はプラザタカトウに就職、未婚の母として彼の子の「始(はじめ)」を育てながらホテルウーマンを目指す。そしてニューヨークにいた頃に出会い恋人になった良一の妻・火奈子との企業戦争に打ち込む。

柊子の周辺の人物

達郎の妻で、3人の子供の母。心が優しく、柊子を何かと励ます。
白坂良一とは旧知の仲で、良一の悲報を聞いて動揺する。登喜子と共に柊子を見守る。
柊子の子・始の主治医。柊子の立場を理解して励まし続けるが、そのうちに柊子に惹かれ始める。

プラザタカトウ

プラザタカトウ企画部支配人。敏腕でタカトウのイベントなどを仕切る。

東京クイーンズホテル

白坂の妻。ライバルの東京クイーンズホテル社長。柊子が夫と交際していた事を知り、また夫の自殺の原因は柊子にあると思い込んで、彼女に強い憎しみを持つ。
火奈子の兄。東京クイーンズホテル取締役。
白坂の愛人との間に出来た長男。高校生。血縁のない火奈子から快く思われていない。

(出典:[1]

ゲスト

第1話
クイーンズホテルグループの重役で、柊子の恋人かつ火奈子の夫。ニューヨークでの事業失敗を苦に自殺する。
第2話
第3話
第5話
第11話
長沢の後任で企画室に異動。

サウンドトラック

すべて『ホテルウーマン オリジナルサウンドトラック』に収録。

主題歌

挿入歌

スタッフ

  • 製作:黒山忠久(関西テレビ)
  • 企画:岡林可典(関西テレビ)、元村武(G・カンパニー)
  • プロデュース:小川誠(関西テレビ)、見留多佳城(G・カンパニー)、井上由紀(G・カンパニー)
  • 原作:山崎洋子 -毎日新聞社・刊-
  • 脚本:西岡琢也
  • 音楽:寺尾広
  • 撮影:大石裕久
  • SW:三浦孝夫
  • 照明:生形浩司
  • VE:阪上忠雄
  • 録音:新川昌史
  • 編集:宮崎清春、朝原正志
  • EED:白水孝幸
  • 選曲:合田豊
  • 効果:宮田音響
  • MA:井上学
  • 美術:宮崎もりひろ
  • 美術進行:泉佳子
  • 装置:紀和美建
  • 装飾:東京美工
  • 衣裳:東京衣裳
  • スタイリスト:Cコーポレーション
  • メイク:ストロベリーキッズ
  • スチール:スタジオかつむら
  • 車輌:マエダオート
  • 助監督:畠山典久
  • 記録:磯野友佳惠
  • 制作主任:永谷啓一、松岡利光
  • 取材:吉村一風
  • プロデューサー補:桜井貴浩
  • 広報担当:久保秀人(関西テレビ)
  • 技術協力:ビデオフォーカス
  • 撮影協力:高輪プリンスホテル新高輪プリンスホテル赤坂プリンスホテル
  • 車輌協力:近鉄モータース
  • スタジオ:東映ビデオスタジオ
  • 監督
  • 制作:関西テレビG・カンパニー

脚注

  1. ^ 週刊TVガイド 1991年10月4日号 p.62 - 63 本作の記事
関西テレビ・フジテレビ系 月曜22:00枠
前番組 番組名 次番組
不思議サスペンス
ホテルウーマン
恐怖配達人・小池真理子サスペンス




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