ペルビスリファレンスポイント
英語 pelvis reference point
ADR(オーストラリア設計規則)で規定されている腰部ベルト設定時の基準点。ヒップポイント(HP)との相違は、シーティングリファレンスポイントの上方95mm、前方70mmの位置である。これはラップベルトが骨盤の上部にあたる位置であることから、腰部ベルトの設定基準としてはこの位置が有効と考えられるためである。ただしオーストラリア以外では従来のHPベースでシートベルトの考え方が構成されてきた経緯があり、基本的な面で腰部ベルトの設定に影響するほどでないことから、とくにこの考え方は採用していない。そのため現在は、オーストラリアで使用されているのみである。
参照 ADR ※「大車林」の内容は、発行日である2004年時点の情報となっております。
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