ベローズ型空気ばね
トラック、バス用空気ばねの一種で、蛇腹状の空気室をもつ。ベローズ型は中間リングで空気室直径の膨らみを規制し、ゴム膜下方のピストン(アクチュエーター)の作用で空気圧を増減させて、最大伸び状態から密着まで、ほぼ線形の静的ばね特性と動的ばね定数(ヒステリシス)を実現する。鋼線の中間リングはスリーブ型には使用しない。ピストンは、空気室に進入時に容積を増加してばね特性を制御するタイプと、一定容積で作用するものとがある。後者は、鋼板またはアルミ合金鋳物製である。ピストンは、上部のストッパーゴムとアクチュエーター作用の反力で車体を懸架する。
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