ベトちゃんドクちゃんとは? わかりやすく解説

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ベトちゃんドクちゃん

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/07/10 05:50 UTC 版)

ベトちゃんドクちゃんは、下半身がつながった結合双生児としてベトナムで産まれた兄グエン・ベトNguyễn Việt, 漢字: 阮越、1981年2月25日 - 2007年10月6日)、弟グエン・ドクNguyễn Đức, 漢字: 阮德、1981年2月25日 - )の双子兄弟であり、日本における愛称。兄弟を指して80年代から90年代にかけて日本のマスコミなどで呼び習わされた。2人が結合双生児となったのは、ベトナム戦争時に米軍が大量に散布した枯葉剤の被害の可能性があると報道された。1988年、ベトが急性脳症となったことを契機として手術で分離した。


  1. ^ a b 「ベトちゃんドクちゃん」分離手術から25年で記念式典 [社会]”. VIETJOベトナムニュース (2013年10月7日). 2017年10月4日閲覧。
  2. ^ 結合双生児のドクさんが緊急入院、尿道に異常―近く手術へ [社会]”. VIETJOベトナムニュース (2017年3月20日). 2017年10月4日閲覧。
  3. ^ ハートネットTV:国境を越えて ―グエン・ドク 被災地の絆― - 2012年10月3日の番組まるごとテキスト - NHK福祉ポータル ハートネット - ウェイバックマシン(2016年3月5日アーカイブ分)
  4. ^ 両陛下 ベトナムでドクさんや杉良太郎さんと懇談 NHKニュース - ウェイバックマシン(2017年3月2日アーカイブ分)
  5. ^ 広報室 (2017年4月1日). “グエン・ドクさん客員教授に就任~介護・福祉分野でアジア諸国と相互理解深めるセンターの開所も~”. ニュース・トピックス. 広島国際大学. 2017年10月4日閲覧。
  6. ^ 鈴木暁子 (2019年1月7日). “ドクさん、日本風の飲食店開く「枯れ葉剤被害の支援に」”. 朝日新聞デジタル (朝日新聞社). https://www.asahi.com/articles/ASM167WR3M16UHBI00Z.html 2019年1月7日閲覧。 
  7. ^ ドクさん、1カ月で飲食店を閉店 健康状態など理由に朝日新聞 2019年2月14日
  8. ^ グエン・ドクさん、マスク1万枚以上を寄付 大阪と京都:朝日新聞デジタル”. 朝日新聞デジタル(2020年8月28日). 2020年8月28日閲覧。
  9. ^ いつでも元気191号


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ベトちゃんドクちゃん

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/03/20 05:41 UTC 版)

結合双生児」の記事における「ベトちゃんドクちゃん」の解説

1981年ベトナム生まれ下肢結合体1988年日本分離手術成功ベトナム戦争下で枯葉剤として使用され種類ダイオキシン類マウス実験催奇形性確認されたことから、退役軍人及び散布地域住民枯葉剤暴露その子供の二分脊椎増加についてはこの枯葉剤との関連示唆された。2007年10月6日に兄のベト腎不全肺炎併発死去。弟のドクには2019年現在、妻と息子と娘がおり、ホーチミン市にて日本風飲食店2019年1月から2月まで経営していた。

※この「ベトちゃんドクちゃん」の解説は、「結合双生児」の解説の一部です。
「ベトちゃんドクちゃん」を含む「結合双生児」の記事については、「結合双生児」の概要を参照ください。

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