人権啓発用語辞典 |
ヘルシンキ宣言 Helsinki declaration
周到な計画、自由意思による同意、患者の利益やプライバシーの保護など、臨床研究やヒトの組織を用いる研究で医師が守るべき倫理規定を定めています。
その後、インフォームド・コンセントを軸とするバイオエシックスが確立されてから、世界医師会はインフォームド・コンセントの詳細な指針を盛り込み、「ヘルシンキ宣言1975年東京修正」を採択しました。81年に「患者の権利に関するリスボン宣言」が採択され、83年には、ベニスで「未成年者からもインフォームド・コンセントを得ることが必要である」が追加されました。89年に香港で一部修正され、現在「ヘルシンキ宣言1996年南アフリカ修正」が最新版です。
健康関連用語辞典 |
ヘルシンキ宣言(ヘルシンキセンゲン)
国際保健用語集 |
ヘルシンキ宣言
ヘルシンキ宣言は、ヒトを対象とする医学研究の倫理原則である。この宣言は、1964年フィンランド(ヘルシンキ)で開催された第18回世界医師会総会で採択され、それ以降2000年までに5回改訂されてきた。その後、項目明確化のための注釈が2002年と2004年に追加された。ヘルシンキ宣言のねらいは、その内容から以下のとおりまとめられる。
医学の進歩は、最終的にはヒトを対象とする試験に多かれ少なかれ依存せざるを得ない。そうした医学研究は、予防・診断・治療方法の改善や疾病の原因・病理の理解の向上を目的とし、最善であると証明された予防・診断・治療方法であっても、その有効性・効率性・利用し易さ・質などを絶えず再検証するものであることから、医学の進歩はもとより日々刻々と変化する人間の健康問題に対処していくうえで必要不可欠なものである。しかし、そうした医学研究には危険や負担が伴うこともある。ヘルシンキ宣言は、医学研究に参加する被験者個人の福利を科学や社会の利益よりも優先すること、とくに社会的・経済的・医学的に不利な立場に置かれている人びとや特別な保護を要する人びとの権利を尊重することを強く主張するとともに、ときには生命の危険が伴う医学研究において、いかに被験者の健康や権利を擁護すべきかを示した倫理基準といえる。(市川政雄)
参考URL:日本医師会ホームページhttp://www.med.or.jp/wma/helsinki02_j.html(ヘルシンキ宣言の全文)
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ヘルシンキ宣言
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2011/04/12 11:42 UTC 版)
ヘルシンキ宣言(ヘルシンキせんげん、Declaration of helsinki)は、1947年6月、ナチスの人体実験の反省より生じたニュルンベルク綱領を受けて、1964年、フィンランドの首都ヘルシンキにおいて開かれた世界医師会第18回総会で採択された、医学研究者が自らを規制する為に採択された人体実験に対する倫理規範。正式名称は、「ヒトを対象とする医学研究の倫理的原則」である 。
- 1 ヘルシンキ宣言とは
- 2 ヘルシンキ宣言の概要
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