プログラム規定説
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/09/20 10:23 UTC 版)
プログラム規定説(プログラムきていせつ)とは、憲法の特定の人権規定に関して、形式的に人権として法文においては規定されていても、実質的には国の努力目標や政策的方針を規定したにとどまり、直接個々の国民に対して法的権利を賦与したものではないとする考え方。
注釈
- ^ ヴァイマル憲法第151条第1項「経済生活の秩序は,すべての人に,人たるに値する生存を保障することを目指す正義の諸原則に適合するものでなければならない。各人の経済的自由は,この限界内においてこれを確保するものとする。」
出典
- ^ a b c 樋口陽一、佐藤幸治、中村睦男、浦部法穂『注解法律学全集(2)憲法II』青林書院、1997年、143頁。ISBN 4-417-01040-4。
- ^ 毛利, 透、小泉, 良幸、淺野, 博宣、松本, 哲治『憲法Ⅱ 人権』(2版)有斐閣〈LEGAL QUEST〉、2017年5月、349頁。ISBN 978-4-641-17932-5 。
- ^ 樋口陽一、佐藤幸治、中村睦男、浦部法穂『注解法律学全集(2)憲法II』青林書院、1997年、142-143頁。ISBN 4-417-01040-4。
- ^ a b 樋口陽一、佐藤幸治、中村睦男、浦部法穂『注解法律学全集(2)憲法II』青林書院、1997年、150頁。ISBN 4-417-01040-4。
- ^ 樋口陽一、佐藤幸治、中村睦男、浦部法穂『注解法律学全集(2)憲法II』青林書院、1997年、150-151頁。ISBN 4-417-01040-4。
- ^ 参考文献 『最新図説 政経』 浜島書店 2009年2月3日発行
- ^ 樋口陽一、佐藤幸治、中村睦男、浦部法穂『注解法律学全集(2)憲法II』青林書院、1997年、148頁。ISBN 4-417-01040-4。
- ^ 樋口陽一、佐藤幸治、中村睦男、浦部法穂『注解法律学全集(2)憲法II』青林書院、1997年、149頁。ISBN 4-417-01040-4。
- ^ a b c 樋口陽一、佐藤幸治、中村睦男、浦部法穂『注解法律学全集(2)憲法II』青林書院、1997年、254頁。ISBN 4-417-01040-4。
- 1 プログラム規定説とは
- 2 プログラム規定説の概要
- 3 ドイツの憲法学におけるプログラム規定説
- 4 関連項目
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