プログラムピクチャー
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/06/27 08:22 UTC 版)
プログラムピクチャーとは、かつて日本映画の全盛期と言われた時代に、特定の映画会社が製作・配給・興行を一手に支配して、映画館で上映する作品もブロックブッキングで映画会社が決定権を握り、その年間の上映日程が映画会社のスケジュールに沿って上映されるその形態、並びにそのようにして上映される映画をさす。
- ^ 大高宏雄『日本映画のヒット力~なぜ日本映画は儲かるようになったか~』P13
- ^ 田山力哉『映画小事典』P188
- ^ 『世界映画大事典』P769
- ^ a b 『世界映画大事典』P770
- ^ 大高宏雄『日本映画のヒット力~なぜ日本映画は儲かるようになったか~』P14~17
- ^ 但し、必ずしも二本立て興行は戦後に行われたことではなく、戦前も行われていた。
- ^ 佐野量一『日本映画は今~スクリンの裏側からの証言~』P229
- ^ スターを揃えて量産体制が取れた東映は毎週2本の新作を作り続けたが、その他の東宝や松竹では東映ほどの量産体制は取れず、例えば黒澤明や木下恵介監督の作品は2週目に入って併映作品を変えたり、過去の名作をリバイバル上映したりしていた。
- ^ 日本映画のロードショーは無いが、洋画ロードショー館に日本映画を上映させた例としては1974年の野村芳太郎監督の『砂の器』が最初である。
- ^ 春日太一『あかんやつら~東映京都撮影所血風録~』P145~151
- ^ このゴールデンウィークのもとの語源は映画からきた言葉であり、1954年頃に大映がこの期間の映画宣伝で「黄金週間」という表現を使ったことから始まった言葉である。
- ^ 春日太一『あかんやつら~東映京都撮影所血風録~』P138~140
- ^ 佐藤忠男『戦後映画の展開』P58~59
- ^ これらの作品は東映だが、一番早かったのは東宝で1964年2月15日に勅使川原宏監督の「砂の女」が一本立て公開で当時話題となった。この翌年に黒澤明監督の「赤ひげ」が同じく一本立て公開されている。
- ^ 「日本映画のヒット力~なぜ日本映画は儲かるようになったか~」大高宏雄 著 14P
- 1 プログラムピクチャーとは
- 2 プログラムピクチャーの概要
- 3 概要
- 4 歴史
- 5 日本
- 6 参考文献
プログラムピクチャーと同じ種類の言葉
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