プレセツク射場とは? わかりやすく解説

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プレセツク射場

分類:宇宙開発機関
名称:プレセツク射場(Plesetsk Space Center)
小分類:打ち上げ射場
国名:ロシア
所在地:アルハンゲリスク州
設立年月日:1957年

プレセツクは、1990年代初頭までは世界で最も打ち上げ回数の多い打ち上げ射場でした。1,700km2超える広大な施設には6ヵ所以上の打ち上げ施設11基以上の打ち上げ射点があり、1993年頃までは年間50回を超える打ち上げが行なわれていました東西緊張緩和により軍事衛星打ち上げ激減しましたが、それでも年間2030回の打ち上げが行なわれており、1998年末までに1452回の打上ちげを記録してます。プレセツクは元々弾道ミサイル試験場で、1966年から軍事衛星打ち上げが始まると北部宇宙基地呼ばれるようになりました。現在、プレセツクから打ち上げられているロケットコスモス3Mスタールトソユーズモルニヤゼニットツィクロン3などで、施設内には飛行場打ち上げ追跡センター、そしてヨーロッパで最大規模酸素液化工場併設されています。

1.どのような組織になっているの?
ロシア国防省宇宙軍管轄下にあります

2.地図上でどの辺にあるの?
白海面したロシア・アルハンゲリスク州の南に位置し北極圏までは数100kmありますが、緯度は、北緯6248分と最も高緯度射場です。経度は、東経406分打ち上げ傾斜角5983度です。

3.これまで打ち上げたロケット人工衛星は?
ロケットは、ヴォストークソユーズコスモスモルニヤ、チクロン、プロトンゼニットあります
人工衛星は、ゼニット監視衛星コスモス航法衛星DS軍事衛星IS-P ASAT(対衛星)衛星メテオール気象衛星ストレラ通信衛星モルニヤ通信衛星パルス航法衛星、SRET技術衛星オコ早期警戒衛星、ツェリナELINT(電子情報)収集衛星ビオン生物研究衛星、ヤンタール監視衛星インテルコスモス/AUOS技術衛星、マジオン磁気圏衛星、インテルボル磁気圏探査衛星マイクロサット磁気圏探査衛星、ラジオ・スプートニク通信衛星、オケアン・レーダー衛星、レスウス地球観測衛星フォトン資源探査衛星、ゴネット通信衛星ゲオ測地衛星、ナデズダ航法衛星、トゥブサット技術衛星ソユーズ有人衛星TKS有人衛星などがあります




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