プトラナ台地とは? わかりやすく解説

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プトラナ台地

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/09/20 04:54 UTC 版)

プトラナ台地(プトラナだいち、ロシア語: плато Путорана)は、ロシア連邦にある玄武岩質の溶岩台地で、中央シベリア高原北西端の山岳地帯に広がっている[1]。台地を形成しているのはシベリア・トラップで、最高峰は標高およそ1,700メートル (5,600 ft)のカーメン山英語版である[2]。ロシアの地理重心であるヴィヴィ湖も、この台地に存在している。台地の中心部にはプトランスキー国家自然保護区プトラナ国家自然保護区が設定されており、ほぼ手付かずのまま残された自然が生み出した絶景と生態系とに特徴付けられたその範囲が、UNESCO世界遺産リストに登録されている。プトラン台地プトラナ高原などとも表記される。


  1. ^ a b 加賀美雅弘『世界地誌シリーズ 9 ロシア』朝倉書店、2017年、13頁。ISBN 978-4-254-16929-4 
  2. ^ a b c 古田 & 古田 2011, p. 147
  3. ^ a b World Heritage Centre 2010, p. 178
  4. ^ Plateau Putorana”. mapstor. 2012年8月29日閲覧。
  5. ^ Putorana Plateau”. National Geographic. 2012年8月28日閲覧。
  6. ^ フェン・モンテイン 2000, pp. 124, 126
  7. ^ a b Putorana Plateau”. UNESCO. 2012年8月28日閲覧。
  8. ^ a b c 世界遺産検定事務局 2012b, p. 274
  9. ^ 日本ユネスコ協会連盟 2011, p. 12
  10. ^ a b Putorana Plateau” (英語). UNESCO World Heritage Centre. 2023年5月6日閲覧。
  11. ^ a b c IUCN 2010, p. 68
  12. ^ a b フェン・モンテイン 2000, p. 119
  13. ^ フェン・モンテイン 2000, p. 120
  14. ^ 古田陽久; 古田真美『世界遺産ガイド - 暫定リスト記載物件編』シンクタンクせとうち総合研究機構、2009年。 
  15. ^ IUCN 2010, p. 67
  16. ^ IUCN 2010, p. 75
  17. ^ 市原富士夫 「第三四回世界遺産委員会の概要」『月刊文化財』2010年11月号、p.45
  18. ^ 日本ユネスコ協会連盟 2011, p. 12 なお、この文献は見出しに「プトラナ高原」を使いつつ、解説文では「プトラナ台地」を使っている。
  19. ^ 『新訂版 世界遺産なるほど地図帳』(講談社、2012年)、p.135
  20. ^ 谷治正孝監修 『なるほど知図帳・世界2013』昭文社、2013年、p.156
  21. ^ World Heritage Centre 2010, p. 178から一部を引用の上、翻訳
  22. ^ フェン・モンテイン 2000, pp. 120–121
  23. ^ IUCN 2010, p. 70
  24. ^ a b フェン・モンテイン 2000, pp. 124
  25. ^ a b IUCN 2010, p. 71


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