ブリザード・ワゴン
ブリザードとは猛吹雪、雪あらしのこと。不整地用車にふさわしいとして命名。同車には初代、2代目とあり、いずれも商用車だったが、2代目発表の1985年9月に乗用タイプを発売した。
このクルマはダイハツとの共同開発車で、ダイハツ側の初代モデルはタフト、2代目はラガーといい、ラガー乗用タイプも85年9月に世に出た。つまり、双生児車というかたちで生まれてきたクルマだった。
エンジンはダイハツ版とは異なり、自社製の直4・2.4Lディーゼルターボで85ps、パートタイム4WD仕様。ホイールベースは2205mmで、ラガーの短いタイプと同じだった。
86年8月、一部改良。2WDと4WDの切り替えを、ダッシュボード上のボタンで行うようにした、リヤ中央にシートベルト装備。
87年9月、ラジエーターグリルのデザインを変え、角形ヘッドランプと大型バンパーなどでフェイスリフト。シートクッションの大型化もはかった。88年10月の一部改良では、大型ドアアームレストやブロンズガラスを採用、防錆鋼板の使用範囲拡大をはかった。
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