フリークライミングとは?

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フリークライミング [5] 【free climbing】

登攀とうはん補助する道具を用いず,手足のみを用いる岩登りのこと。多く場合,安全確保のための道具ロープなど)は使用する。

フリークライミング

概要

傾斜緩ければ足だけでも登れますが、傾斜増してくると、手を使わないと登ることは困難になります。ロッククライミングは、足だけではなく手も使い急峻な岩を登るスポーツです。 岩の凹凸直接手足保持して登ることをフリークライミングといい、クライミング根元的なスタイルです(それに対し、人為的支点体重をあずけて登ることをエイドクライミングといいます)。墜落時の安全確保のためにロープ使用することもありますが、人工的手段を使わないことが前提ですので自分身体能力駆使して登るほかありません。

ロッククライミング対象は、そのスケール自然条件によっていくつかのカテゴリー分かれています。比較規模小さな岩場登ることを“クラッグ(崖の意味)クライミング”といいます。小さ岩場では、大きな岩壁山岳でのクライミングとは異なり、いかに急峻手がかり乏しくともフリークライミングで登るのが普通です。フリークライミングは本来スタイルを表す言葉ですが、日本場合はやや他国とは異な歴史的事情により、このクラッグクライミングを指してフリークライミングと呼んでいます。

フリークライミングの中でも一般的に5m程度までの高さの岩をロープを使わずに登ることを“ボルダリング”と呼び最近特に人気が高まっています。

フリークライミングは、日本では登山一部門という認識がありましたが、1980年代後半以降強固確保支点導入により安全性が高まったことと、それにともないスポーツクライミング”と呼ばれるスタイル普及した結果登山とは一線を画したスポーツとしての色彩強くなってきました。90年代以降屋内人工壁を設置した“クライミングジム”が各地開設され、手軽楽しめるようにもなりました。


競技種目

競技としてのクライミングは、国際的にはUIAA(国際山岳連盟)の一部門であるICC国際競技クライミング評議会)がそのルール定めています。

競技種目は、到達高度(距離)を競う『ディフィカルティ』、スピード競うスピード』、5m程度までの壁を使って複数ルートプロブレム)を登り、完登したプロブレム数を競うボルダー』の3つがあります通常これらの競技はすべて人工壁で行ないます。人工壁以外では公認された国際大会実施できません。

『ディフィカルティ』は下からの安全確保を受けて、クライミングロープルート中の支点通しながら登るリード”というスタイル行ないます。与えられた時間内で、最終的保持したホールド手がかり)の高さで成績決定します(通常は力尽き墜落した時点保持していたホールドとなります)。

スピード』では上方から安全確保される“トップロープ”で、2本のルート合計タイムを競います。予選は全選手順番登りますが、決勝では2名ずつ組になっての勝ち抜きトーナメントになります。

ボルダー』ではロープ使用せず、落下した場合衝撃吸収するためのマットを下に敷きます。4~8本のプロブレムそれぞれ与えられた時間内にいくつ登れたかを競います。登りきれない場合一定の高さに達することができればそれがポイントになります。また、登りきるまでに要したトライ数もカウントされ、同じ完登数であればトライ数の少ない人が上位となります。

クライミング競技化の始まり旧ソ連で、現在のスピード競技原型となるものが1950年代から開催されていました。その後80年代フランスイタリアなどでディフィカルティ競技実施されるようになり、さらに90年代後半に、ボルダー競技国際ルール規定され現在に至っています。



フリークライミング

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2016/07/13 13:59 UTC 版)

フリークライミングとは、ロッククライミングの内、安全のため確保用具は使用するが、それに頼ることをせず自己の技術と体力で岩を登るものを指す。登りきった結果、確保用具を使用しないで登ったのと同じなので「フリー」の名が付く。


[ヘルプ]
  1. ^ RECOGNISED SPORTS - IOC Official Website
  2. ^ 現在のルール本文に関しては、INTERNATIONAL CLIMBING COMPETITIONS:Rules 2008-09, 同日本語訳(山本和幸訳)を参照
  3. ^ Major changes made to the IFSC Rules for 2008-2009 (原文PDF)、山本和幸による日本語解説
  4. ^ ただし予選ラウンドで各選手2ルート登ったり、オンサイトではなく2ルートフラッシングとなることがある
  5. ^ 厳密には、一つのホールド(てがかり)を「タッチした」「保持した」「保持したうえでさらに前に進む動きをした」の3つは異なる成績となる
  6. ^ 正確には、身体の一番下の部分がマット面から3m以上にならない高さ
  7. ^ 2008年から、決勝ラウンドに限っては時間切れが来てもそれがクライミング中だったらその「最後のトライ」を続けてもよいことになった
  8. ^ 「アテンプト」には日本語の定訳がないが、通常日本語話者の間で使われる単語の中では「トライ」がもっとも近い。ボルダリング競技では複数のトライができるが、一回一回のトライをアテンプトと呼んでいる。
  9. ^ ルール上は、審判の「OK」コールのみが完登の要件である。
  10. ^ 2008年のチャレンジ!おおいた国体からは山岳競技はリードとボルダリングのみとなった
  11. ^ ジャパンツアー終了宣言
  12. ^ 2008年からは、シーズン前半にボルダリング、後半にリードを行うことが原則となったため、全種目を行うことはまずなくなった。ただしスピード競技は年間を通して行われるので、リードとスピードといった組み合わせの大会はある
  13. ^ リードワールドカップ印西大会中止
  14. ^ IFSCによる公式記録:1998年WCリード男子年間順位IFSCによる公式記録:2000年WCリード男子年間順位
  15. ^ IFSCによる公式記録:1998年WCリード男子年間順位
  16. ^ IFSCによる公式記録:2008年WC複合ランキング女子IFSCによる公式記録:2009年WC複合ランキング女子
  17. ^ IFSCによる公式記録:WCボルダリング女子年間順位:2009年2010年
  18. ^ IFSCによる公式記録:2009年ボルダリング女子ワールドランキング


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