フランク語とは? わかりやすく解説

フランク語

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2017/04/17 15:51 UTC 版)

フランク語(ふらんくご)は、次の複数の意味で使われる。


  1. ^ 亀井孝河野六郎千野栄一編著、『言語学大辞典セレクション・ヨーロッパの言語』三省堂、1998年、371~373頁。


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フランク語

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古フランス語」の記事における「フランク語」の解説

古代末のローマ属州ガリア話されていた俗ラテン語は、フランク族の話す古フランク語影響によって、発音語彙・統辞の面で変化したゲルマン系フランク族5世紀からガリア定着しはじめ、530年代には後の古フランス語全体征服したフランス France と言う国名言語名 français も、フランク族由来する古フランク語古フランス語誕生するにあたって決定的な影響与えた。このことは、古フランス語最古テキストが他のロマンス語のものより早く現れ理由一つでもある。というのも古フランス語系統異なゲルマン系フランク語の影響被ったため、早くからラテン語との乖離激しく相互理解障害生じたからである。また、古オランダ語英語版)もオイル語オック語差異一因であると考えられており、ある時期までは北フランス各地ラテン語ゲルマン系言語二言語状態が続いたが、それらの地域古フランス語最古テキスト書かれ地域とまさに一致するのである。フランク語はこの地の俗ラテン語の形を定め、他のロマンス諸語比較すると非常に際立った特徴与えた。最も代表的なものに、ラテン語高低アクセントゲルマン系強勢アクセント替わったこと、その結果として母音二重化したこと、長母音短母音弁別、無強勢音節の欠落語尾母音欠落がある。さらに、俗ラテン語からは絶えて久しかった2つ音素 [h]、[w] が再び持ち込まれた。 現代フランス語においても、ゲルマン系語彙依然として15%ほど存在する推定されている。現代フランス語ラテン語イタリア語から多数借用行っているため、この割合古フランス語ではさらに大きかった

※この「フランク語」の解説は、「古フランス語」の解説の一部です。
「フランク語」を含む「古フランス語」の記事については、「古フランス語」の概要を参照ください。

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