フェルビナク

デジタル大辞泉

フェルビナク【felbinac】

読み方：ふぇるびなく

非ステロイド性抗炎症薬の一。皮膚から吸収され、痛みや炎症の原因となる物質の生成を抑える。変形性関節症・腱鞘炎(けんしょうえん)・筋肉痛などの治療に用いられる。化学式C₁₄H₁₂O₂

日本化学物質辞書Web

フェルビナク

分子式：	C14H12O2
その他の名称：	フェルビナク、CI-83544、Felbinac、L-141、LJC-10141、LY-61017、フェルビナック、1,1'-Biphenyl-4-acetic acid、4-Biphenylacetic acid、4-Biphenylylacetic acid、ナパゲルン、NG外用液、トラキサム、Napageln、NG Topical sol、Traxam、セルタッチ、(4-Biphenylyl)acetic acid、(Biphenyl-4-yl)acetic acid、Biphenyl-4-acetic acid、アスゼス、Aszes、スミル、Sumilu、セブテット、Sebtet、セルスポット、Selspot、ファルジー、Falzy、フェルナビオン、Felnabion、フェルビス、Felbis、フレックス、Flex、マルチネス、Mulchnes、フェルビナク-P、Seltouch、(1,1'-Biphenyl-4-yl)acetic acid、Felbinac-P
体系名：	[1,1'-ビフェニル]-4-酢酸、(1,1'-ビフェニル-4-イル)酢酸、(ビフェニル-4-イル)酢酸、ビフェニル-4-酢酸、4-ビフェニル酢酸、4-ビフェニリル酢酸、1,1'-ビフェニル-4-酢酸、(4-ビフェニリル)酢酸

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フェルビナク

出典: フリー百科事典『ウィキペディア（Wikipedia）』 (2024/02/17 08:53 UTC 版)

フェルビナク（Felbinac）とは抗炎症、鎮痛作用を持ったフェニル酢酸系の非ステロイド性抗炎症薬である。皮膚から痛む患部に浸透し、酵素の1つシクロオキシゲナーゼに直接働きかけることで、炎症を引き起こすプロスタグランジンという物質の生合成を抑制する作用がある。肩・腰・関節痛などの炎症と痛みを抑える効果がある。CAS登録番号は [5728-52-9]。