パオーン
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パオーン(古希: Φάων, Phaōn)は、ギリシア神話の人物である。ファオーン、あるいは長母音を省略してパオン、ファオンとも表記される。レスボス島のミュティレーネーの渡守で、親切であったために愛と美の女神アプロディーテーの寵愛を受けたと伝えられている。パオーンの物語は主に古代の著述家パライパトス、アイリアーノス、文法学者セルウィウスの言及によって知られており、また詩人オウィディウスの『ヘーローイデス』によって古代ギリシアの女流詩人サッポーの悲恋の相手とする伝説も広まった。この伝説は神話上の人物と歴史上の実在する人物との物語であることが大きな特徴となっている。
ファオン
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草原の強国カウロス王国の第三王子。浅黒く精悍ながら残忍な顔つきの、黒いつり目の男。パロスの併合を目指すため、エルミニアとの結婚相手として名乗りをあげる。剣の腕前はエルミニアやユリアスよりもはるかに上。
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