ピュグマイオイ
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/09/18 20:45 UTC 版)
ピュグマイオイ (古希: Πυγμαῖοι, Pygmaioi) は、ギリシア神話に登場する小人族である。その名前は "pygmê" (肘から先の長さ=約35cm)に由来する。英語では「ピグミー」。ホメーロスの叙事詩『イーリアス』の記述では、ピュグマイオイは冬季になると「オーケアノス」(大地を取り巻くといわれた海流)南岸に渡っていくツルと闘争を繰り広げているという。工芸品では小さなピュグマイオイがヤギの背中に乗り、槍とパチンコでツルと戦う場面が描かれている。クリミア半島パンティカパイオン付近の墓地遺跡にはアオサギの群れと戦うピュグマイオイの姿が描かれている。
- 1 ピュグマイオイとは
- 2 ピュグマイオイの概要
固有名詞の分類
- ピュグマイオイのページへのリンク