ピッティ宮殿
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ピッティ宮殿(ピッティきゅうでん、伊:Palazzo Pitti)は、イタリアのフィレンツェにあるルネサンス様式の広大な宮殿。トスカーナ大公の宮殿として使用された。アルノ川の西岸に位置し、ウフィッツィ美術館とはヴァザーリの回廊を通じて結ばれている。
- ^ 金山弘昌「宮廷と宮殿 17世紀のピッティ宮における宮廷儀礼と建築の関連」『西洋美術研究No.12宮廷と美術』三元社、2006年(70ページ)
- ^ a b c ボボリ園Giardino di Boboliメディチ家コジモ一世に始まる宮廷の庭―建築的造形岩切正介、帝京国際文化 第20号
- ^ セルジョ・ベルテッリ『ルネサンス宮廷大全』川野美也子訳、東洋書林、2006年(106ページ)
- ^ 『世界美術の旅10 フィレンツェ物語』 世界文化社刊、1989年(87ページ)
- ^ a b 金山弘昌「宮廷と宮殿 17世紀のピッティ宮における宮廷儀礼と建築の関連」『西洋美術研究No.12宮廷と美術』三元社、2006年(71ページ)
- ^ 『週刊世界の美術館 ピッティ美術館』 講談社、2000年(22ページ)より引用
- ^ “フィレンツェ、ポンテ・ヴェッキオ周辺 活気あふれる下町めぐり”. Fish & Tips (2017年9月7日). 2018年4月8日閲覧。
- ^ 『イタリア まっぷるマガジン 海外』昭文社、2017年、71頁。ISBN 978-4-398-28178-4。
- 1 ピッティ宮殿とは
- 2 ピッティ宮殿の概要
- 3 年表
- 4 参考文献
ピッティ美術館
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1833年に公開が始まった。メディチ家を中心とした歴代の主が収集した1000点以上の美術品が公開されている。絵画を中心としたコレクションで別名は「パラティーナ美術館」。コジモ2世により1620年頃から収集が始められた。ピエトロ・ダ・コルトーナが内装を手がけたもので、「ヴィーナスの間」「アポロの間」「ユピテルの間」「マルスの間」などに残る壁画は彼の作品である。以下は主な収蔵品。 ラファエロ『大公の聖母』(1504年頃) 『小椅子の聖母』(1514年頃) 『ヴェールを被る婦人の肖像』(1516年頃)ほか ルーベンス『4人の哲学者』(1611~12年) 『枢機卿グイド・ベンティヴォリオの肖像』(1623年) 『戦争の恐怖』(1637~1638年)ほか その他の作品フィリッポ・リッピ 『聖母子聖アンナの生涯』(1452~1453年頃) ボッティチェリ 『婦人の肖像(美しきシモネッタ)』(1475年頃) ソドマ 『聖セバスティアヌスの殉教』(1525~1526年頃) ティツィアーノ 『悔悛するマグダラのマリア』(1530~1535年頃)ほか
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