ビルドゥ
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2019/07/19 15:28 UTC 版)
ビルドゥ(バスク語 : Bildu)は、スペインのバスク自治州とナバーラ州で活動している選挙連合。党名はバスク語で「集合」を表す[1]。2011年4月3日に結成された[2]。主要な構成者には社会民主主義を掲げるバスク連帯(エウスコ・アルカルタスナ、EA)などがあり、極左テロ組織バスク祖国と自由(ETA)との関係が深いとされている[1][3]。バスク民族主義、分離主義、左翼愛国主義などの思想を持ち、バスク自治州とナバーラ州のスペインからの独立を主張している。
|
- ^ a b c スペイン緊縮策、綱渡り続く 地方選で与党1勝1敗日本経済新聞、2012年10月23日
- ^ (スペイン語) "Bildu presenta las bases de su programa electoral para el 22-M", Gara, 2011-04-03. Retrieved 2011-04-05.
- ^ a b 与党、ガリシア州で勝利もバスク州では敗退-スペイン地方選ウォールストリートジャーナル、2012年10月22日
- ^ “Spanish Constitutional Court lifts ban on Bildu”. Xinhua News. 2011年5月24日閲覧。
- ^ “New Basque Coalition Bildu Surges in Basque Local Elections”. Eitb.com. 2011年5月24日閲覧。
- ^ Urkullu asume desde hoy el reto de llegar a acuerdos con otros partidosEl Mundo、2012年10月22日
- 1 ビルドゥとは
- 2 ビルドゥの概要
ビルドゥ
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/09 07:32 UTC 版)
詳細は「ビルドゥ」を参照 公に認めていないが、ETAとの関係が深いとされている。 2011年に、バスク自治州およびナバラ自治州においてバスク連帯 (Eusko-Askatasuna) などを始めバスク民族主義やバスク独立を標榜する政党によって政党連合「ビルドゥ」として構成された。結党直後の2011年バスク自治州議会でバスク民族主義党に次ぐ第2党に躍進した。2011年スペイン議会総選挙では、ナバラ自治州に置いて構成されていた政党連合ナファロア・バイの一部構成政党と新たに、「アマユール」を構成し出馬した。2016年議会総選挙では下院350議席中7議席、上院264議席中3議席を獲得している。 2012年のバスク自治州議会選挙対策として、バスク連帯を始めとするバスク民族主義系政党3党と無所属のバスク民族主義者によって、「EHビルドゥ」が結成された。2014年にはスペイン内務省の政党登録名簿に登録された。 2018年現在で、両自治州において、バスク民族主義党に次ぐ強い支持を受けており、バスク州政府では第2与党、ナバラ自治州政府では構成政党として参加する政党連合ゲロア・バイが政権与党である。
※この「ビルドゥ」の解説は、「バスク祖国と自由」の解説の一部です。
「ビルドゥ」を含む「バスク祖国と自由」の記事については、「バスク祖国と自由」の概要を参照ください。
「ビルドゥ」の例文・使い方・用例・文例
- ビルドゥのページへのリンク