ビカリアとは? わかりやすく解説

ビカリア

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/03/20 04:16 UTC 版)

ビカリア学名: Vicarya)は、吸腔目キバウミニナ科ビカリア属に分類される巻貝の総称。新生代第三紀に繁栄したが現在は絶滅しており、各地で化石として産出する。なお、本属をポタミデス属Potamides)のシノニムとし、ビカリアという属名は無効であるとする説もある[1]


  1. ^ Reid, D.G.; Dyal, P.; Lozouet, P.; Glaubrecht, M.; Williams, S.T. (2008-05). “Mudwhelks and mangroves: The evolutionary history of an ecological association (Gastropoda: Potamididae)” (英語). Molecular Phylogenetics and Evolution 47 (2): 680–699. doi:10.1016/j.ympev.2008.01.003. https://linkinghub.elsevier.com/retrieve/pii/S1055790308000067. 
  2. ^ 糸魚川(1973), p. 17.
  3. ^ 糸魚川(1973), p. 45-47.
  4. ^ a b c 金子(1996).
  5. ^ 滋賀地学研究会(1977), p. 44-48.
  6. ^ Vicarya属”. 日本古生物標本横断データベース. 2023年8月11日閲覧。
  7. ^ 菅野(1986), p. 46.
  8. ^ 菅野(1986), p. 36.
  9. ^ 菅野(1986), p. 53.
  10. ^ 菅野(1986), p. 50,54.
  11. ^ 菅野(1986), p. 44およびPlate IV-VII.
  12. ^ 奥谷(2004), p. 80-81.


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ビカリア

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/03/22 09:01 UTC 版)

なぎビカリアミュージアム」の記事における「ビカリア」の解説

ビカリアはウミニナ科の大型を持つ円錐形巻貝の属であり、現在から約1600万年前にあたる新生代新第三紀中新世中期地層である勝田層群から多産する。保存状態酸性生息環境カキフジツボヤドカリなどによる影響確認できるほど良好である。また、ビカリア以外にも勝田層群吉野層からはマングローブ林のある河口示唆する化石産出している。1600万年前の奈義町周辺海抜0メートル地帯であった推測されており、なぎビカリアミュージアムでは化石資源活かした教育普及活動が行われている。

※この「ビカリア」の解説は、「なぎビカリアミュージアム」の解説の一部です。
「ビカリア」を含む「なぎビカリアミュージアム」の記事については、「なぎビカリアミュージアム」の概要を参照ください。

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